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G. フィンガー

〜〜ボヘミアのバロック作家〜〜



★フィンガーの生涯★

  ゴットフリート・フィンガーは、1660年ごろ、いまのチェコ共和国にあるオロモウツという町に生まれました。最初はクラヴィーア奏者として認められて地元の楽団で働き、1682年にはロンドンにわたり、国王ジェームズ2世の宮廷楽団に入りました。しかしまもなくこの職は辞め、以後はフリーの作曲家として、ダニエル・パーセルやジョン・エクルズらとともにオペラ作家として活躍しました。ギリシャ神話「パリスの審判」を課題とするコンテスト(1700年)では、ダニエル・パーセルに次いで第4位になっています。

 その後、1701年にプロイセン国王フリードリヒ1世の王妃ゾフィー・シャルロッテに雇い入れられてドイツに渡りました。続いてインスブルック出身のカール・フィリップ公爵(のち選帝侯)に「室内楽士」として抱えられ、公に従ってニュルンベルグ、ハイデルベルグを経て1720年にマンハイムに移りました。そして、1723年以後は彼の名前が宮廷楽団の記録に見えなくなることから、このころにマンハイムで亡くなったものだろうと考えられています。


★こんにちに残る室内楽作品★

 フィンガーが書いた多数のオペラ、祝祭曲、オード、仮面劇などは忘れられましたが、室内楽作品は残りました。作品1から6まで、合わせておよそ 60曲もの室内楽作品があり、リコーダーファンに愛されてきた曲も数多くあります。

 フィンガーのソナタ類は、技術的に難しいところがほとんどありませんから、初級・中級者から楽しめます。バロック曲入門には最適の作品群だと言えるでしょう。


リコーダーJPから出版のあるフィンガー作品
アルトリコーダーソナタ ヘ長調 作品3−1
アルトリコーダーソナタ ハ短調 作品3−2



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