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テレマン デュオソナタ 第1番 ヘ長調

★この曲を収録したCDつき楽譜★

RL-016 リコーダー用 900円+税
SR-060 リコーダー用 2800円+税



■6つのデュオソナタ■

 テレマンは2本の旋律楽器のためのソナタを何セットが書きました。この「6つのソナタ」はその中でも最初期に属するもので、もとはフラウト・トラベルトかヴァイオリンのための曲として1727年にハンブルグで出版されました。リコーダー用としては、3度高い調で演奏されます。全集番号ではTWV40:101〜106の番号がついています。

 ただ、この曲集には複雑な事情があり、のちに何度か出版されるたびに、曲集内での曲順が違っていったようです。その関係でリコーダー用に出版されてよく用いられているショット社版やハインリヒ社版では全集版の番号と大きく違っています。このためオリジナルの番号に従うと、リコーダーファンの皆様にとっては「思っていた曲と違う」ということになる可能性が大きいと考え、RJP版もショット版などの番号を踏襲しました。

 ともあれ曲は2本の旋律楽器が織りなす音楽としてまさに極上のもので、リコーダー奏者にもフルート奏者にもたいへん愛されてきました。


■第1番について■

TWV40:103のソナタで、本来の版では「第3番」、また場合によっては「第2番」となっていることもある曲です。フルートの有名な教則本にも採られていて、フルート奏者にもおなじみの曲だそうです。緩・急・緩・急の、いわゆる「教会ソナタ」のスタイルで書かれています。

 第1楽章はドルチェ(柔和に)、4分の4拍子です。音階を上がっていくテーマを扱い、かけあいと声を合わせる部分とが交互にあらわれて音楽が進みます。

 第2楽章はアレグロ(快活に)、4分の4拍子。フーガふうにテーマを提示し、途中で「頭欠け」の副主題を導入して緊迫感ある展開を行います。この楽章でも上行音階は重要な役割を果たします。

 第3楽章はラルゴ(広々と)、4分の3拍子で、ニ短調に転じて気分を変えます。最初の2楽章とは逆に、下降音階が繰り返し現れて悲しみを表現しています。

 第4楽章はヴィヴァーチェ(生き生きと)、8分の3拍子です。テレマンらしい速い動きを駆使した活気のある音楽で、リズム感の生気がすばらしい効果をあげます。また、ここでも下降音階が印象的なはたらきをしています。


※ 演奏例がお聴きいただけます


■リコーダーによる演奏
第1楽章
第2楽章
第3楽章

第4楽章
※リコーダー演奏:Duo Affetuoso


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