リコーダーJP アラカルト
    


テレマン デュオソナタ 第2番 変ロ長調


★この曲を収録したCDつき楽譜★

RL-017 リコーダー用 900円+税
SR-060 リコーダー用 2800円+税



■6つのデュオソナタ■

 テレマンは2本の旋律楽器のためのソナタを何セットが書きました。この「6つのソナタ」はその中でも最初期に属するもので、もとはフラウト・トラベルトかヴァイオリンのための曲として1727年にハンブルグで出版されました。リコーダー用としては、3度高い調で演奏されます。全集番号ではTWV40:101〜106の番号がついています。

 ただ、この曲集には複雑な事情があり、のちに何度か出版されるたびに、曲集内での曲順が違っていったようです。その関係でリコーダー用に出版されてよく用いられているショット社版やハインリヒ社版では全集版の番号と大きく違っています。このためオリジナルの番号に従うと、リコーダーファンの皆様にとっては「思っていた曲と違う」ということになる可能性が大きいと考え、RJP版もショット版などの番号を踏襲しました。

 ともあれ曲は2本の旋律楽器が織りなす音楽としてまさに極上のもので、リコーダー奏者にもフルート奏者にもたいへん愛されてきました。


■第1番について■

 変ロ長調ということで「ミのフラット」にからむ難しさがあり、このソナタ集の中では演奏が比較的難しいほうになると思いますが、内容的には充実した作品です。

 第1楽章はソアーヴェ(やわらかに)、8分の3拍子です。印象的なモチーフがいくつも登場する魅惑的な楽章です。

 第2楽章はアレグロ(快活に)、4分の4拍子で、フーガになっています。キビキビした感じが心地よい音楽です。収録した演奏では、65小節で少しリタルダンドする趣向をこらしました。

 第3楽章はアンダンテ(歩くように)、4分の4拍子です。テーマはいたわるような半音階的に下る対旋律が絶妙な美しさ。すばらしい楽章です。

 第4楽章は再びアレグロで、8分の12拍子。ジークなのでしょう。調子のよい活発な音楽ですが、同時に微妙な明暗のうつりかわりが音楽に深みを与えています。


※ 演奏例がお聴きいただけます

■リコーダーによる演奏
第1楽章
第2楽章
第3楽章

第4楽章
※リコーダー演奏:Duo Affetuoso


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