リコーダーJP R. ヴァレンタイン作品


ソナタ ハ長調 作品5−11


★この曲を収録したCDつき楽譜★
2183 アルトリコーダー用 1500円+税
RG-183 アルトリコーダー用 900円+税



★解題★

 「英国人ヴァレンタイン作 独奏フラウト(アルトリコーダー)と通奏低音のためのソナタ 作品5 第1部」(SONATA A FLAUTO SOLO COL BASSO /Roberto Valentine Inglese opera quinta parte prima) は、6曲から成り、1715年ごろにローマで出版されました。続いて1716年ごろにアムステルダムで、1718年ごろにロンドンでも出版されましたが、これらの版はさらに6曲を加えた12曲入りになっていました。(ということは、ローマ版にも本来「第2部」があったのかも知れません。)

 さすがに「音楽の本場・イタリア」でリコーダー奏者として活躍したというだけあって、華麗にして才気あふれる作風です。


★解説★

 4つの短い楽章から成っており、小粒な取り組みやすいソナタです。

 第1楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子です。多彩なリズム型で歌っていき、簡潔にまとめられています。

 第2楽章はアレグロ(快活に)、4分の2拍子。ヴァレンタインによくある「ゴキゲン」な楽章ですが、途中は一瞬だけ短調になります(このソナタの長調楽章すべてに共通する趣向です)。

 第3楽章は一転してイ短調で、アダージョ、4分の3拍子です。フレーズが短くて終止カデンツを多用する、ヴァレンタインの特有の音楽です。

 第4楽章はアレグロ、8分の6拍子ののジークで、躍動感とスピード感のあふれる気持ちのいい音楽になっています。途中の短調部分で同一モチーフをやや執拗に繰り返すのが耳に残ります。


※演奏例がお聴きいただけます

■リコーダーによる演奏
第1楽章(B−3)
第2楽章(B−3)
第3楽章(B−3)
第4楽章(C−1)

※カッコ内は指回り難度です。
※リコーダー演奏:
石田誠司  チェンバロ演奏: 石田誠司 (使用楽器はRJP所有のデジタルサンプリング音源)


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