-----------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                         021号 2004.05.28. ----------------------------------------------------------------- ★ごあいさつ★  夏の気配も濃くなって参りました。皆様方はお元気でお過ごしでしょ うか。  いつもご愛読いただきまして、ありがとうございます! しばらく滞 ってしまいまして申し訳ありません。メールマガジン21号をお届けいた します。 ■目次■    <ごあいさつ>  1 松崎さんの新曲『忘れられた秋』  2 アラカルト新作 テレマン『カノンによるソナタ 1番』  3 『全音多田シリーズを楽しむCDブック』について  4 リコーダーJP製品の店頭販売準備中  5 パフォーマンス広場 デイヴィッド・テツロウさんのテレマン  6 リコーダーJPのこれから  7 編集後記 …………………………………………………………………………………… ★1 松崎さんの新曲『忘れられた秋』★ ……………………………………………………………………………………  松崎泰治さんの新曲、「忘れられた秋」が発売になりました。力強い 音楽の流れに乗って秋の憂愁を歌いあげるすてきな作品です。ぼつぼつ 個人アルバムを・・・とも思うのですが、せっかくだから「夏」の曲を 作っていたいてからがいいでしょうか? http://recorder.jp/originals/m0203.htm …………………………………………………………………………………… ★2 アラカルト新作 テレマン『カノンによるソナタ 1番』★ ……………………………………………………………………………………  テレマンの「カノンによるソナタ」は、リコーダーJPから発売して いる早川廣志さん・赤坂放笛さんによるデュエットCDにも何曲か収録 されている楽しい無伴奏デュエット作品です。  演奏CDではフラウト・トラヴェルソとバロックオーボエで演奏され ていますが、今回の製品ではもちろんリコーダーで演奏されています。 (演奏は同じく早川廣志さん)  たくさんのかたにお楽しみいただけるようであれば、2番以下につい ても企画していきたいと思っています。 http://www.recorder.jp/alacarte/x004.htm …………………………………………………………………………………… ★3 『全音多田シリーズを楽しむCDブック』について★ ……………………………………………………………………………………  出す出すと言いながらなかなかリリースできていない「多田CDブッ ク」のシリーズですが、6月中旬ごろにはきっと第一弾を発表いたしま すので、もうしばらくお待ちください。  実は4月下旬に「8 ソプラノリコーダーと鍵盤楽器のための30名 曲選」のCDブック(3分冊)については製造発売準備が内部的にはで きていたのですが、ようやく多田先生とご連絡がついて許諾をお願いし ている過程で、先生から「でき得ることならば」ということで、演奏に ついていろいろとアドヴァイスをいただいたのです。  せっかくたくさんのお教えをいただきましたので、多田先生のご意向 ご意見をなるべく取り入れた演奏につくり直すことにしました。それで 発売時期が当初予定より延期となってしまったものです。  よりよい製品にしていくために、また、多田先生との協力関係を発展 させていくためにも、拙速を避けようという考えです。どうかご理解を お願いいたします。そして、どうぞお楽しみに! …………………………………………………………………………………… ★4 リコーダーJP製品の店頭販売準備中★ ……………………………………………………………………………………  昨年からプランを練り、検討と準備を進めてきた「楽譜店などでの店 頭販売」につきまして、サポーターの皆さんのご意見ご協力もふまえて いよいよ7月から開始したいと思っています。  と言っても、まずはWebで販売する製品を一斉に「店頭販売仕様」 の製品へと刷新するのが7月ということです。そして、実際にお店のか たに対してお願いを開始していきます。  そこで、皆様がお住まいの地域にある、リコーダー関係の楽譜類もあ つかっているような有力な楽譜店をお教えいただけると助かるのですが、 お願いできないでしょうか。つまり、「この店に置いてあれば、みんな が便利だろう」と考えられるような、地域の皆さんから最も頼りにされ ている楽譜取り扱い店を教えていただきたいのです。  リコーダーJPとしては、原則として各都道府県に1店か2店ぐらい (よほどの都道府県でも3〜5店ぐらい)に限ってお取り扱いいただく ようにしたいと思っています。あまりたくさんのお店に在庫をお願いす るだけの生産能力がありませんので(^_^;  皆様からの情報・ご要望をお待ちしております。どうぞよろしくお願 い申し上げます。 メールアドレス info@recorder.jp …………………………………………………………………………………… ★5 パフォーマンス広場 デイヴィッド・テツロウさんのテレマン★ ……………………………………………………………………………………  世界的なリコーダー奏者・ディヴィッド・マンロウの双子の兄弟にあ たる(嘘です)ディヴィッド・テツロウさんが、すばらしい録音をお寄 せくださいましたので、パフォーマンス広場で公開しました。  とくに圧巻は第一楽章の柔軟な表情だと思います。すばらしい! ほ かに、第二楽章で石田の伴奏によく乗っていただいて、独特な「日本的 なリズム感(ノリ)」で演奏されているのも特徴的です。  ぜひきいてみてください。 http://www.recorder.jp/performances/ …………………………………………………………………………………… ★6 リコーダーJPのこれから★ ……………………………………………………………………………………  「多田シリーズを楽しむCDブック」から開始する「マイチェンバリ スト」シリーズは、実は今後に向けて大きな可能性を秘めています。と いうのは、このシリーズの制作を通じて、リコーダーJPは、サポータ ーの皆様のご協力を得て、かなりのペースで製品製作を進めていくノウ ハウを確立してきたからです。  具体的には、市販楽譜をもとにサポーターの皆さんに伴奏演奏制作の 下作業(あとで加工しやすいようにいろんな点に留意いただきつつ荒打 ちのMIDIシーケンスをつくっていただく)をやっていただくことにより、 製品製作の作業がかなり能率化することに成功したことがひとつ。それ に、このシリーズは楽譜は市販のテキストを用いるわけですから、楽譜 を制作する必要がありません。そのぶん製品化に要する作業量は少なく てすむことが検証できました。  そこで、今後「多田シリーズ」を順次制作していくのは決定している のですが、それとともにクラシック曲についてもこの考え方と方法を応 用していくことを考えています。つまり、リコーダーJPでは楽譜(ス コア)の制作を行わず、冊子には簡単な解説のみか、せいぜいリコーダ ーパート譜のみを参考に掲載した伴奏CDブックです。スコアなど詳い い楽譜は市販(と言っても海外版が多くなりますが)の楽譜をご参照い ただく。そして、通奏低音演奏についても、今まではスコアをセットす る製品であったが故に常にオリジナルの実施を行ってきたわけですが、 楽譜はつけないわけですから、基本的に市販譜のなかの出来のよいもの を参考に、ほぼその通りに弾くことにするのです(ここで「多田シリー ズ」で培った下打ちMIDIシーケンス制作のノウハウが生きます)。  こうやっていけば、クラシック曲についても(従来の「ベストセレク ションズ」等とは違うカテゴリの製品にならざるを得ませんが)今まで とはかなり違うペースで新作制作を行うことが可能だと思います。  新しい製品仕様による店頭販売への対応開始と、より進化した合理的 で能率的な制作・製造手法の採用によって、リコーダーJPは3年目の飛 躍を期します。  今後ともリコーダーJPをどうぞよろしくお願い申し上げます。 …………………………………………………………………………………… ★7 編集後記★ ……………………………………………………………………………………  時間を無駄にせず、体力的にもやれる限りの仕事をやっているつもり なのですが、製品企画制作関係の内部作業ばかりやっているとサイト更 新やメルマガ発行はすっかり滞ってしまいがちです。ずいぶん久しぶり になってしまって、すみませんでした。おわびします。  RJPは新年に入ってから、いわば内部的に改革中なのです。製品の仕 様を変える・・・というのは実は、たとえば楽譜を「縮刷サイズ(A5サ イズ)で刷ったときに線がかすれたりムラが出たりしない」ように、楽 譜制作ソフト上での作業にまで戻って、膨大な楽譜ファイルにすべて手 を入れる作業を進めてきました。また、冊子に曲目解説などを加えたり、 原則全製品に製品の案内(カタログですね)をつけるとか、「カスタム CD」の用紙を冊子に綴じ込む仕様に変えたり・・・など、従来のライン ナップをすべて刷新すべく準備を進めてきたのです。  これにより、リコーダーJPは「長く続けていけるカタチ」を獲得でき る・・・はずだと思っています。製品が店頭での販売などにも対応でき るものになりますし、製造ラインもシンプルになり、また、たとえばネ ット販売でも送料を安くしていける可能性が広がります。  RJPにとっては「どういう形で長く続けるか、続けられるようにする か」が大切だと思っています。いろいろと試行錯誤し、力量のわりに、 シリーズの種類ばかり無闇と増えてきたりもしてしまいましたが、すべ て「いいカタチ、続けられるカタチ」をつくりあげたいという気持ちで やってきたことなのです。  7月に行う予定の製品ラインナップ刷新によって、だいたいカタチが 決まることになるかなぁと思っています。  ・・・まぁ、何か大きく動くときは、そのたびにそう思ってきたのも 事実なんですけどね〜(笑) -----------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                         021号 2004.05.28. ----------------------------------------------------------------- 編集・発行 リコーダーJP http://www.recorder.jp info@recorder.jp ※このメールマガジンは、お申し込みにより配信しています。もしも間 違いやいたずらの登録により配信がなされている場合や、購読を停止 される場合は、リコーダーJPダイレクトの皆様ならば、お手数ですが、  上記 info@recorder.jp まで「メールマガジン不要」などの題でメー  ルでお知らせください。「まぐまぐ」からお申し込みいただいた皆様  は、  http://www.recorder.jp/magazine_mag2.htm  から配信停止のお手続きをお願いいたします。 ※上記URLから「まぐまぐ」による配信がお申し込みいただけます。現在  リコーダーJPから直接ご購読いただいている皆様は、もしできました  ら「まぐまぐ」による配信へと切り替えていただけるとありがたく存  じます。お手続きは簡単です。なお、「まぐまぐ」による配信手続き  をしていただけたかたは、リコーダーJP info@recorder.jp へもご一  報ください。こちらからの配信を次の号より停止いたします。お知ら  せいただけませんと、「まぐまぐ」とリコーダーJPから、2通のメル  マガが届いてしまいますので、ごめんどうですがどうぞよろしくお願  いいたします。