-----------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                       044号 2008.7.2. ----------------------------------------------------------------- ★ごあいさつ★  大阪は過ごしにくい気候が続いております。皆様はお元気でお過ごし でしょうか。  いつもご愛読ありがとうございます。RJPメールマガジン第44号をお 届けいたします。 ■目次■  <ごあいさつ>  1 2008年7月の新刊  2 2008年8月の発刊予定  3 「幻想曲・秋草」公開初演 RJPポータブルチェンバロデビュー  4 本村睦幸先生を中心とするリコーダーコンソート  5 織田優子さんの北欧音楽ライブ  6 編集後記 …………………………………………………………………………………… ★1 2008年7月の新刊★ ……………………………………………………………………………………  2008年7月の新刊は次の6タイトルです。 ■クラシックBest  バッハ ソナタ ニ短調 VWV1014(品番 RB-018) http://www.recorder.jp/classic/cb106.htm ■クラシックBest  ヘンデル ソナタ ト短調 HWV360 改訂版(品番 RB-001A) http://www.recorder.jp/announce/0813.htm ■グレートクラシックス  ルイエ ソナタ 変ホ長調 作品3−7 http://www.recorder.jp/classic/cl131.htm ■リコーダー音楽叢書  マルチェロ ソナタ集 第3巻(品番 SR-020) http://www.recorder.jp/classic/sr/sr020.htm ■リコーダー音楽叢書  J.B.ルイエ ソナタ集 第5巻(品番 SR-021) http://www.recorder.jp/classic/sr/sr021.htm ■ヴァイオリン音楽叢書  ヴェラチーニ ヴァイオリンソナタ 第1番 ヘ長調(品番 SV-002) http://www.recorder.jp/violin/sv002.htm  3か月連続の「クラシックBest」新刊はバッハのヴァイオリンソナタ・ ロ短調をニ短調に移調したアルトリコーダー用の製品です。ニ短調への 移調は「全音」版でもおなじみの処理ですが、RJP版はオクターブの上げ 下げを極力避けて自然な流れを重視しました。 http://www.recorder.jp/classic/cb106.htm  また、ヘンデルのソナタ・ト短調の改訂版が登場です。これは「叢書」 発刊のときの取り組みを生かした改訂で、楽譜を原典(Walsh版初版)に 忠実な方向で改訂するとともに、伴奏も改良されたものになり、また、 最大のポイントとして、「テンポ見本を収録しカスタムCD製作サポート」 という古い仕様を廃止し、最初から伴奏バラエティーをCDに収録してお く仕様となっています。従来品をお持ちの皆様への有償バージョンアップ サービスをご用意していますが、最大の改訂ポイントは伴奏CDですので、 「CDのみ・320円」という格安サービスもご用意しました。 http://www.recorder.jp/announce/0813.htm  ルイエの「作品3−7」は、演奏しやすさでは屈指の曲でしょう。作品 3−6もやさしい曲でしたが、3−7ではそれがいっそう顕著で、たくさ んの皆さんに演奏してもらいたいと思ったルイエの心が伝わる名品です。 http://www.recorder.jp/classic/cs206.htm 「叢書」は「マルチェロ・第3巻」と「ルイエ・第5巻」です。 http://www.recorder.jp/classic/sr/sr020.htm http://www.recorder.jp/classic/sr/sr021.htm 「ヴァイオリン音楽叢書」第2弾はヴェラチーニのソナタ、まずは第1番。 おどろくべき名作「アウグスト・ソナタ(1716年)」から、巻頭をかざる 力作です。 http://www.recorder.jp/violin/sv002.htm …………………………………………………………………………………… ★2 2008年8月の発刊予定★ ……………………………………………………………………………………  8月の新刊ブックは、まず、ヴェラチーニのソナタ・第6番(RG-076) が目玉です。これは傑作「アウグスト・ソナタ」の中でも屈指の名作で あり、その妖しい魅力はかけがえのないものです。いつも思うのですが、 ヴェラチーニは「バロック音楽」という枠を完全に超えていた人だとい う思いをあらためて深くします。  また、今月のヘンデル・ト短調(旧RB-001)を皮切りに、旧来の製品 を、叢書制作の成果を生かして改訂していく「改訂版シリーズ」がスタ ートしました。来月は、同じくヘンデルのイ短調ソナタの改訂版がリリ ースとなる予定です。  「叢書」は「サンマルティーニ・3巻」と「ルイエ・6巻」を予定し ています。9月まで毎月リリース予定で準備しているルイエは「作品2」 の佳境に入っています。  そして「フルート音楽叢書」は、モーツァルトの幼年時代のフルート (またはヴァイオリン)のためのソナタから、K.V.10とK.V.11のカップ リング製品のリリースを予定しています。 …………………………………………………………………………………… ★3 「秋草」公開初演 RJPポータブルチェンバロデビュー★ ……………………………………………………………………………………  お知らせしておりましたとおり、6月14日(土)桑名市民会館で行 なわれた「心がやさしくなる音楽コンサート」で、高橋たかね「幻想曲・ 秋草」の公開初演が行われました。  で、石田の笛・高橋のチェンバロともに、演奏の出来についてはいろ いろとアレだったのですが、それでも、終演後に、ロビーでわざわざ石 田の前で足を止めて感激を語ってくださったかたがたが多数おられ、高 橋と石田の演奏を楽しんでくださった皆様もいらっしゃったのがわかっ てほっとしました。  また、最後列に陣取ってくださっていた、古楽に詳しい名古屋のサポ ーター・Tさんが「チェンバロの音がよくきこえてびっくりした」とおっ しゃっていたのをはじめ、「ちゃんときこえた、よくきこえた」という ご報告を多数の皆さんからいただきました。やはり、平山照秋設計・RJP ポータブルチェンバロの「鳴り」はたいへん良好でした。 …………………………………………………………………………………… ★4 本村睦幸先生を中心とするリコーダーコンソート★ ……………………………………………………………………………………  RJP「アラカルト」シリーズのシックハルト「リコーダーの原理」で ご監修・解説をしてくださった本村睦幸先生が中心となって、リコーダー コンソート「スウィート・フルーツ」(「果物」ではなく「フルート複 数」です)を結成されました。その結成コンサートが行われます。  ルネサンスから現代まで多彩な曲がきかれる演奏会になるようで、 首都圏のリコーダーファンの皆様は必聴だと思います。 http://www.recorder.jp/events/080713.htm …………………………………………………………………………………… ★5 織田優子さんの北欧音楽ライブ★ ……………………………………………………………………………………  RJP製品のいくつかで演奏例を担当している大阪のリコーダー奏者・ 織田優子さんが北欧音楽のライブを行います。 http://www.recorder.jp/events/080731.htm …………………………………………………………………………………… ★6 編集後記★ ……………………………………………………………………………………  いやはや桑名の演奏会での演奏は、「どんなにやさしい曲でもトチる」 石田の面目が躍如としすぎ、リハーサルでは一度も起きたことのない事 故が続発して、かなり厳しい出来でした。しかし、やはり曲のよさ、音 楽に対する思いの熱さはきいてくださった皆様の心にもある程度は届い てくれたようで、好評をいただいたのは嬉しい誤算でした。  そして何より、その前提として「音がちゃんと通った」のが嬉しいこ とです。300人以上を収容する桑名市民会館小ホールは昼夜両公演とも 満席で、ただでさえ少し広すぎるのにこの「ギッシリ状態」は、さすが に少々やばいかな? と思ったのは全くの杞憂、チェンバロの音はキレ イに最後列まで通り、「きこえにくかった」などの苦情は全くきかず、 ほっと胸をなでおろしました。  来月は、いよいよ「MIDIピアニスト」石田が製品で登場します。(当 人いがい、だれも楽しみにしていない) (RJPディレクター 石田誠司) -----------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                         044号 2008.7.1. ----------------------------------------------------------------- 編集・発行 リコーダーJP http://www.recorder.jp info@recorder.jp ※このメールマガジンは、お申し込みにより配信しています。もしも間 違いやいたずらの登録により配信がなされている場合や、購読を停止 される場合は、リコーダーJPダイレクトの皆様ならば、お手数ですが、  上記 info@recorder.jp まで「メールマガジン不要」などの題でメー  ルでお知らせください。「まぐまぐ」からお申し込みいただいた皆様  は、  http://www.recorder.jp/magazine_mag2.htm  から配信停止のお手続きをお願いいたします。 ※リコーダーJPからの配信は「B.C.C.配信」です。