日本の名歌(4) |
品番RA012
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/収録曲(曲名をクリックするとMP3ファイルで試聴できます) |
(1)早春賦 |
作曲者・中田章は、中田喜直(これまでに出た日本の歌曲作家でも最大の才能の1人)のお父さんです。
この編曲では、原作段階でつけられていた伴奏を基本的に踏襲しつつ、主として今回の移調による音域の変化に合わせるために、いくらかの改変をおこないました。10小節のイントロのあと3コーラス演奏するようになっています。
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(2)花 |
1900年(明治33年)に発表された女性二部合唱(または重唱)曲です。作曲家として当時の日本では飛び抜けた能力を持っていた滝廉太郎の力が遺憾なく発揮された、すぐれた作品だといえるでしょう。
原曲では1〜3番のそれぞれでメロディーも伴奏も微妙に変わって行くのですが、この編曲では簡略化のため1番と2番は全く同じに演奏するようにし、3番の最期の部分のみ原曲の工夫を生かしてあります。 |
(3)椰子の実 |
愛知県に椰子の実が流れ着いたという話をきいておもしろく感じた島崎藤村が、南の島に思いを馳せてつくった詩に、ずっとのち、1936年(昭和11年)に大中寅ニが曲をつけ、東海林太郎が歌ったレコードで親しまれました。
編曲では原曲の味をなるべく生かすことをめざしました。2小節のイントロにつづいて前半を3コーラス演奏し、さいごに3番括弧に入って終わります。 |
(4)浜千鳥 |
1919年(大正8年)に発表された文部省唱歌で、のち1932年(昭和7年)に立石喬子の歌でレコード発売されました。2小節のイントロに続き、2コーラス演奏するようになっています。 |
★定価…900円(税別)
★冊子…A5サイズ 24ページ
・リコーダーパート譜
・伴奏譜(スコア)
・曲目解説
★CD…1枚
・各曲につき、テンポの異なる3種類のチェンバロ伴奏
・リコーダー演奏例
※チェンバロ伴奏演奏はすべて石田誠司(デジタルサンプリング音源使用)
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