日本の名歌(6)
|
品番RA015
// |
/収録曲(曲名をクリックするとMP3ファイルで試聴できます) |
(1)赤い靴 |
1921年(大正10年)に発表されました。この歌は実在した少女をモデルにしたものだという説がありますが、反対意見もあってはっきりしていません。いずれにせよ、何らかの事情で西洋人とおぼしき人に連れられて外国へ移り住むことになった少女の心細そうな姿が彷彿とし、胸にせまるせつない歌です。なお、歌詞は4コーラス分ありますが、CDに収録した演奏では前奏に続き3コーラス演奏するようになっています。 |
(2)青い目の人形 |
1921年(大正10年)に発表され、アメリカでも紹介されて好評を博したとのことです。数年後、アメリカ人宣教師のよびかけで、親善のために本当に1万体を超える多数の人形がアメリカから日本の小学校にむけて寄付されたことがあり、それらの人形は、この歌にちなんで「青い目の人形」と呼ばれました。作品のテーマは海を越えてやってきたお人形の心細さをやさしく思いやる内容です。 |
(3)通りゃんせ |
子供の遊びの中で使われて全国的によく歌われてきた歌ですが、もとは本居長世が大正9年に江戸のわらべうたを元に補作し発表したものだということです。長田暁二氏編著『日本叙情歌全集』所収の楽譜では長大な前奏がありますが、本書ではかなり短く端折りました。 |
(4)七つの子 |
長田暁二氏によると、昔、子供が7歳にまで成長したのを祝って帯を初めて締めさせる儀式がおこなわれていたそうで、「七つの子」という歌のモチーフはこの儀式だろうとのことです。短い歌ですが、子を思う親の気持ちが結晶していて心に染みてきます。 |
★定価…900円(税別)
★冊子…A5サイズ 24ページ
・リコーダーパート譜
・伴奏譜(スコア)
・曲目解説
★CD…1枚
・各曲につき、テンポの異なる3種類のチェンバロ伴奏
・リコーダー演奏例
※チェンバロ伴奏演奏はすべて石田誠司(デジタルサンプリング音源使用)
|