世界の名歌 アメリカ (3)
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品番RA-023
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/収録曲(曲名をクリックするとMP3ファイルで試聴できます) |
(1)峠の我が家 |
アメリカ・カンザス州の州歌にもなった、ひろく愛されているアメリカ民謡です。Wikipediaによると、1870年代初めにカンザス州ブリュースター.
M. ヒグリーが作詞、作詞者の友人ダニエル. E. ケリーが作曲、20世紀になってデビッド・ギオンという作曲家が編曲したものだということです。たいへんなつかしく美しいメロディーが胸に沁みます。 |
(2)駅馬車 |
西部劇映画『駅馬車』で主題曲として用いられ、日本人の間でも有名になりました。しかし、元は「寂しい平原に葬らないで」と、孤独に死なねばならない運命を嘆くカウボーイソングであり、さらに遡ると、イギリスのE.
H. チェイピン牧師が1839年に書いた『海葬』The Ocean Burialという詩がおおもとに当たるそうです。ここでは、とてもそうは思えないような陽気なアレンジでファンキーに演奏してみました。 |
(3)草競馬 |
アメリカ音楽の父とも言われるフォスターの、1850年の作品です。「キャンプタウンのレース」というのが原題で、キャンプタウンとは西部開拓時代に鉄道敷設の労働者のためにつくられた仮設のテント村のことです。リズミカルで愉快な曲調で、広く愛されてきました。 |
(4)アルプス一万尺 |
原曲「ヤンキー・ドゥードゥル」はアメリカがまだイギリスの植民地だった時代からありました。独立戦争の中でいろいろな替え歌になりつつ歌われ、浦賀に来たペリー提督が上陸するときの行進曲もこれだったとか。日本では日本アルプス登山の歌として親しまれてきましたが、「小槍の上でアルペン踊り」など、危なくてとうてい踊れたものではないのをはじめ、全体に冗談の多い歌詞内容になっています。 |
(5)赤い河の谷間 |
レッド・リバーは、写真で見ると本当に赤い水が流れる川であるようです。歌の内容は、ゴールドラッシュ時代、白人男性とネイティブ・アメリカンの女性の間に生まれた恋と別離の悲しみを女性の側から歌った切ないものです。アメリカ民謡に多くみられる暖かでなつかしい肌合いが、この曲でもよく味わえます。 |
★定価…900円(税別)
★冊子…A5サイズ 28ページ
・リコーダーパート譜
・伴奏譜(スコア)
・曲目解説
★CD…1枚
・各曲につき、テンポの異なる3種類のチェンバロ伴奏
・リコーダー演奏例
※チェンバロ伴奏演奏はすべて石田誠司(デジタルサンプリング音源使用)
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