リコーダーJP ヘンデル作品


ソナタ イ短調 HWV362

全曲(ノーカット)が試聴できます
(YoutubeのRJP応援チャンネル「リコーダーの底力」)



★この曲を収録したCDつき楽譜★

1002 リコーダー用 1800円+税
RB-002A リコーダー用  900円+税(絶版)
SR-001 リコーダー用  3800円+税
CA-102 リコーダー用 2800円+税
SF-018 フルート用 2400円+税
SF-041 フルート用 3800円+税
ダウンロード製品 リコーダー用 640円(税込み)



★解題★

 ト短調ソナタと同様、明白にリコーダーのためのソナタで、1725年から1726年ごろ作曲されたものと考えられています。やはりアン王女などの通奏低音の教材として書かれたものと推定され、ヘンデル生前に「作品1」のソナタ集におさめられたので、そのときにつけられた番号では「作品1の4」となっています。

 ※本作品の伴奏CDブックは「改訂版」が2008年8月に発売となりました。(品番RB-002A)。くわしくはこちらをごらんください。



★解説★

 ト短調ソナタと同様に4楽章からなり、やはり1・2楽章と3・4楽章は、緩・急のセットで、それぞれ続けて演奏するようになっています。

 第1楽章はラルゲットで、3連符と付点のリズムとを混ぜて書かれていますが、この付点のリズムを3連符の感じで演奏する解釈と、それとも3連符と付点リズムをきびしく区別して演奏する解釈とがあります。RJP版伴奏音源の演奏では3連符の感じにそろえて演奏しています。

 第2楽章はアレグロの軽妙な音楽ですが、音が遠い音へ跳躍する動きが多いので、見た目よりも難しい曲です。

 第3楽章はアダージョで、ハ長調のおだやかな歩みの音楽です。

 第4楽章はアレグロで、鋭い表情のテーマで緊迫感あふれる音楽が展開します。


※ 演奏例がお聴きいただけます

■リコーダーによる演奏
第1楽章(B−1)
第2楽章(C−1)
第3楽章(B−2)
第4楽章(C−1)
※カッコ内の表記は指回り難度です
※リコーダー演奏: 吉澤 実  チェンバロ(電子楽器)演奏: 石田誠司

■フルートによる演奏
第1楽章
第2楽章
第3楽章
第4楽章
※フルート演奏: 大塚由貴  チェンバロ(電子楽器)演奏: 石田誠司


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