ソナタ 変ロ長調 作品1の5
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★この曲を収録したCDつき楽譜★
ダウンロード製品 1860円(税込)
2002 リコーダー用 1800円+税
SR-014 リコーダー用 3800円+税
RG-002A リコーダー用 900円+税 (絶版)
★解題★
J.B.ルイエ(1688?1720頃?)の「リコーダーと通奏低音のための12のソナタ 作品1」は、1705年にアムステルダムで出版されました。以後彼は続けさまに「作品2」「作品3」「作品4」まで、それぞれ12曲から成る曲集を出版しています。これはつまり、よほど好評だった(よく売れた)ということでしょう。そうでなければ、「続々々篇」までつくられるはずはありません。
※※作品1の出版年を1710年としていましたが、1705年のほうが正しいようですので、お詫びして訂正いたします。なお,ルイエは1688年に洗礼を受けた記録があるそうですが、これが生年だとすると、作品1は弱冠17歳での出版ということになります。
ルイエのソナタを楽しんでいた当時のアマチュアリコーダー奏者たちの幸福を、これから私たちも味わっていけるのだと思うと、わくわくしませんか。
★解説★
5つの楽章から成っています。第2楽章がかなり速い音楽なのだとすれば、「緩・急・急・緩・急」という構成になります。
第1楽章はアダージョで、あたたかで若々しく、いかにもルイエらしい魅力があふれています。
第2楽章はアラ・ブレーヴェ(2拍子で)で、かなり速いテンポがよいのではないかと思います。やさしい曲です。
第3楽章はガヴォットで、ポコ・アレグロ(やや快活に)という指定です。作品1の4の第3楽章と通い合う感じがありますが、だいぶこじんまりしています。
第4楽章はアダージョで、小味なメロディーを歌います。短調を基調としていますが、それほど深刻ではありません。
第5楽章は軽やかなジークです。途中、同じモチーフをこれでもかと執拗に繰り返す、面白い趣向を立てています。
※演奏例がお聴きいただけます
■リコーダーによる演奏
第1楽章(B1)
第2楽章(B1)
第3楽章(B2)
第4楽章(A1)
第5楽章(B3)
※カッコ内の表記は指回り難度です
※リコーダー演奏: 中村栄宏さん チェンバロ(電子楽器)演奏: 石田誠司
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