イギリスのエア
第2集 6〜10番
試聴用動画準備中
全曲試聴動画
RJP応援チャンネル「リコーダーの底力」
★この曲を収録した伴奏音源つき楽譜★
ダウンロード製品 1860円(税込)
★解題★
1702年に、ジョージ・ビンガム(George Bingham) 編著になる「イギリスのエア50選」(50
Airs Anglois)というアルトリコーダーのための曲集がアムステルダムで発刊されました。これを第1巻として、3冊の続巻が数年の間に次々に出版され、総計170曲のエアと4曲のソナタを含む大部の曲集シリーズとなりました。
内容から見ると、明らかに教則的な目的を念頭に置いた企画で、無伴奏独奏曲、無伴奏二重奏、そして通奏低音伴奏独奏曲を学びつつ、いろいろなテンポや拍子、さまざまな舞曲形式などにも親しめるように構成されています。指導者との二重奏で学ぶことも想定されていたのでしょう。
そして、ソナタはもちろん一連のいくつかの楽章によって構成されていますが、そのほかの多数のエアも、同じ調の曲を数曲続きにまとめてあるので、これを組曲として演奏することができるようになっています。そこで、RJPでも、無伴奏二重奏や通奏低音伴奏のエアについては、これらを便宜的に組曲のようなものと扱って制作出版していくことにしました。
順に学んでいけば、まだアルトリコーダーを手にして日の浅い人たちにとって、格好の練習曲集となるでしょう。
★解説★
ビンガムの「40のイギリスのエア 第2集」(40のエアと3曲のソナタ)は、通奏低音伴奏のエア40曲と、巻末に収められた、おまけのような数曲から成っています。ここにまとめたのは、6番〜10番にあたる、一連の変ロ長調の楽曲です。
1 オヴァチュア(ペジブル)
オヴァチュア(序曲)と題されています。作曲者として Mr. Peasable、すなわち、英国にバロック型アルトリコーダーの魅力を伝えたフランス人音楽家ジャック・ペジブルの名が記されています。4分の4拍子で、遅い部分と速い部分が交互に現れて最後は遅いほうの音楽で締めくくられます。リズム型などからみて典型的な「フランス風序曲」ではありませんが、「小序曲」といったところでしょうか。
2 サラバンド(ペジブル)
前曲と同じくペジブルによるサラバンドで、4分の3拍子です。サラバンドの特徴的リズムを随所に配して端正に書かれています。
3 ガヴォット(ペジブル)
続いてペジブルによるガヴォットです。拍子は4分の4拍子となっていますが、2分の2拍子のように感じて快速・爽快に演奏するのも面白いですし、4拍子に感じてのどかに演奏しても楽しい曲です。
4 ホーンパイプ(ビンガム)
編者ビンガムによるホーンパイプです。2分の3拍子で、非常にコンパクトにまとめられています。
5 ジーグ(ビンガム)
作曲者不明のジーグで、8分の6拍子です。付点の跳ねるリズムや連続16分音符の箇所がありますので、テンポはそれほど速くないのでしょう。ごく短くまとめられていますが、中身の濃い佳品です。
※演奏例がお聴きいただけます
1 オヴァチュア(ペジブル)(C−1)
2 サラバンド(ペジブル)(B−1)
3 ガヴォット(ペジブル)(B−2)
4 ホーンパイプ(ビンガム)(C−1)
5 ジーグ (C−1)
※カッコ内は指回り難度です。
※リコーダー演奏:石田誠司 電子チェンバロ演奏:石田誠司
G. ビンガムのページにもどる
HOME
Copyright 2026 RecorderJP Inc. All rights reserved
.