リコーダーJP コートヴィル作品


アルトリコーダー デュオソナタ
第3番 ヘ長調


Youtube のRJP応援チャンネル「リコーダーの底力」より
全曲の演奏(ノーカット)の試聴ができます。


★この曲を収録したマイナスワン音源つき楽譜★
3082 リコーダー用 1800円+税
ダウンロード製品 1860円(税込)


 1700年ごろアムステルダムでRogerにより出版された「14のソナタ」という曲集に、フィンガー(6曲)やペジブル(2曲)の作品とともに収録された6曲の無伴奏デュオソナタのなかの第3曲です。


★解説★

 3つの楽章から成っています。やさしく演奏できて二重奏の楽しさを手軽に味わえる小品です。

 第1楽章は、アダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子。初級者がよく気をつけながらアンサンブルを練習するのにちょうど良い、平易な美しい楽章です。最後の方で少し早口になるのが面白い味付けになっています。

 第2楽章はアレグロ(快活に)、4分の4拍子です。前半はずっとフーガふうに音楽が進んできますが、後半はしだいにリズミックなモチーフが導入されてきて、最後はファンファーレのような音楽になって終わります。

 第3楽章はポコ・ラルゴ(やや広々と)、4分の3拍子。一転して、3度間隔でいっしょに動いていく箇所の多い、ホモフォニックな性格の強い音楽になります。しかも念を押すように楽句を繰り返す箇所が多い、素朴な感じの終曲です。


※ 演奏例がお聴きいただけます

1 アダージョ 
2 アレグロ 
3 ポコ・ラルゴ
B2
B3
B1

※A1〜C3で示したのは「指回り難易度」です。
※リコーダー演奏: 武藤哲也



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