アルトリコーダーデュオソナタ
ニ短調 作品3-5
(試聴用動画 制作中)
YoutubeのRJP応援チャンネル「リコーダーの底力」
全曲ノーカットで試聴できます
★この曲を収録した伴奏音源つき楽譜★
ダウンロード製品 1860円(税込)
★解題★
英国王室に重んじられた教会音楽の大家、W. クロフトの「6つの2声ソナタ(Six Sonaas of Two Parts)」作品3は、はじめアムステルダムのRogerから、のちにロンドンのWalshから、他の人の曲をおまけにつける形で出版されました。さすがは宗教曲の大家の作で、対位法的な書法に秀でており、バロックの二重奏ソナタの中でもよく知られ、よく演奏されている曲集の1つとなっています。
★解説★
第5番のソナタは緩急急の3つの楽章から成っています。対位法家としての腕前の冴えていて、緻密に書き上げられた佳品です。
第1楽章はグラーヴェ(重々しく)、2分の2拍子です。最初の主題は声をそろえて始まりますが、すぐにかけあいの音楽になります。和声的な箇所と対位法的な箇所を適度に組み合わせて美しくまとめられています。
第2楽章はアレグロ(快活に)、4分の3拍子で、付点音符を用いた跳ねるリズムが支配する音楽です。多くのフレーズが、第1リコーダーが先導して第2リコーダーが追随することにより始められています。音楽の描くストーリーがわかりやすいのも特徴でしょう。
第3楽章は、アレグロ、2分の2拍子のフーガふうの終曲です。第1リコーダーによる主題の提示がまだ途中なのに第2リコーダーによる模倣(応答)が始まる、いわゆる「ストレッタ」のような開始から、途中では主題の「反行」型(実は反行しているのは最初の数音だけなのですが)を用いたり、またそれを元の形の主題への合いの手で用いたり、いろいろ趣向を凝らしながら、ゆるみな
※演奏例がお聴きいただけます
■リコーダーによる演奏
第1楽章 (B2)
第2楽章 (B3)
第3楽章 (C1)
※ カッコ内は指回り難度です。
※ リコーダー演奏:石田誠司 / 下畑郁夫さん
「本格楽曲リスト」にもどる
W. クロフトのページにもどる
HOME