リコーダーJP ガルザローリ作品


室内ソナタ
第2番 ハ長調



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★この曲を収録した伴奏音源つき楽譜★
ダウンロード製品 1860円 (税込)



★解題★

 ガルザローリの室内ソナタ(全6曲)は、ウィーン国立図書館に丁寧な筆跡の手書き譜で残っているほか、別に第3番と第4番の出版譜があるそうです。イタリア人のガルザローリの作品がなぜウィーンに残っているのか、そのあたりについては不明です。


★解説★

 4楽章構成で、プレリュードと3つの舞曲から成っています。すっきりとまとめられた、やさしく演奏できる佳品です。

 第1楽章はプレリュードで、アダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子です。ふつうに1拍目から音楽が始まるように書かれているのですが、内容的には「3拍目から開始」のようになっているため、前半最後の小節や楽章最後の小節では、次に進む(あるいはリピートの指定により戻る)ときに、2拍ぶん端折りたくなるような感じがあります。

 第2楽章はテンポ・ディ・ガボット(ガボットのテンポで)と指定され、4分の2拍子です。シックハルトもときどき書いた「付点リズムのガボット」ですが、シックハルトの諸例に比べて大規模な楽章になっています。後半は短調に転じてしばらく気分を変え、最後にまた前半部の音楽が戻ってきてしめくくるようになっています。

 第3楽章は4分の3拍子のメヌエットです。短くまとめられた小規模な楽章ですが、晴朗で好感が持てます。

 第4楽章は8分の12のジーグで、アレグロ(快活に)と指定されています。通奏低音が先に音楽を開始したのに続いて2拍目から(それも頭欠けリズムで)独奏楽器が入ってくるという開始から、以下ずっと「2拍目の頭欠け」でフレーズが開始されるという趣向がなかなか面白く、本作の白眉でしょう。ここでも第1楽章と同様に、各フレーズが、2拍目開始なのに4拍目(つまりアウフタクト)開始のように感じられる傾向があります。


※演奏例がお聴きいただけます

■リコーダーによる演奏
第1楽章(Bー2)
第2楽章(Bー3)
第3楽章(B−2)
第4楽章(C−1)

※カッコ内は指回り難度です。
※リコーダー演奏:
石田誠司 (ヤマハ RA-302)  チェンバロ演奏: 石田誠司 (使用楽器はRJP所有のデジタルサンプリング音源)


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