ソナタ 第6番 ヘ長調
(「6つのソナタ」第1セットより)
(試聴用動画 準備中)
YoutubeのRJP応援チャンネル「リコーダーの底力」
全曲ノーカットで試聴できます
★この曲を収録した伴奏音源つき楽譜★
ダウンロード製品 1860円(税込)
★解題★
ダルムシュタットで活躍したドイツ人作曲家・J. J. クレスのリコーダー用作品としては、通奏低音伴奏ソナタの6曲セットが2つと4曲セット1つがロストック大学に保存されており、都合16曲もの曲が伝わっています。本作は「6つのソナタ」の、仮に「第1セット」と呼ぶことにした、「ト長調・ヘ長調。・ト短調・ハ長調・ト長調・ヘ長調」の6曲セットの第6曲で、音楽がいつも生き生きしており、元気をもらえる佳品です。
★解説★
第1楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子です。10小節というコンパクトなサイズの中に、小さなドラマをちりばめた、愛らしい楽章です。
第2楽章はアレグロ(快活に)、8分の6拍子です。決然としたテーマで始まりますが、続いてハ長調で現れる16分音符刻みの主題の方が楽章内での活躍度は大きいようです。低音とリコーダーとのかけあいが面白く書かれています。
第3楽章は4分の3拍子のメヌエットです。いきなり分散和音で1オクターブ以上も駆け上がる躍動感あふれるテーマで始まり、生き生きした、しかも気品のある音楽を繰り広げます。
第4楽章はシャリヴァリ(Chari vari)と題され、4分の4拍子です。シャリヴァリとはヨーロッパの古い風習で、不道徳とみられる結婚をしたカップルの家を取り囲んで鍋やフライパンを叩きながらはやし立てるという、一種のリンチのような行為を指すものだそうです。そこから「常軌を逸した大騒ぎ」のような意味合いでも用いられる語だそうで、この楽章は、そのことを伺い知る助けになるかも知れません。
※演奏例がお聴きいただけます
■リコーダーによる演奏
第1楽章 (B2)
第2楽章 (C1)
第3楽章 (B3)
第4楽章 (C1)
※カッコ内は指回り難度です。
※リコーダー演奏:石田誠司 (Yamaha YRA-302BIII) チェンバロ(電子楽器)演奏: 石田誠司
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