ソナタ ホ短調 作品2の7
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★この曲を収録した伴奏音源つき楽譜★
2043 リコーダー用 900円+税
SR-025 リコーダー用 3800円+税
RG-043 リコーダー用 900円+税 (絶版)
★解題★
J.B.ルイエ(1688?〜1720頃?)の「リコーダーと通奏低音のための12のソナタ 作品2」は、1700年代の早いころ、作品1につづきアムステルダムで出版されました。作品1から数年の歳月を経て、親しみやすく清新な作風にはいっそうの磨きがかかっています。
※どうも作品の出版年についていろんな文献の説がばらばらなのでこのような申し上げ方をすることにします。なお,ルイエは1688年に洗礼を受けた記録があるそうですが、これが生年だとすると、そして作品1の出版年を1705年とする説が正しいとすると、作品1は弱冠17歳での出版ということになります。
★解説★
4つの楽章から成り、緩・急・緩・急の構成です。かろやかな運動性が魅力的な逸品。
第1楽章はラルゴ(幅広く)4分の4拍子。歌いがいのある16分音符がちりばめられた、胸に迫る哀切な表情をもつ音楽です。
第2楽章はアレグロ(快活に)、4分の3拍子。力強く舞う速い踊り。2声を表現するところが多くて演奏はやや大変ですが、逆に言えばよい練習になります。
第3楽章はサラバンド、4分の3拍子。長調に転じて伸びやかに歌います。きよらかな美しさ。
第4楽章は再びアレグロで、8分の12拍子のジーグ。短い中に多彩な表情がちりばめられた珠玉の作品です。
※演奏例がお聴きいただけます
■リコーダーによる演奏
第1楽章(B−1)
第2楽章(C−1)
第3楽章(B−1)
第4楽章(C−1)
※カッコ内は指回り難度です。
※リコーダー演奏:石田誠司 チェンバロ(電子楽器)演奏: 石田誠司
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