ソナタ ヘ長調 作品2の8
YoutubeのRJP応援チャンネル「リコーダーの底力」
全曲をノーカットで試聴できます
★この曲を収録した伴奏音源つき楽譜★
ダウンロード製品 1860円(税込)
2046 リコーダー用 1800円+税
SR-025 リコーダー用 3800円+税
ダウンロード製品 無伴奏二重奏版 1860円(税込)
3069 無伴奏二重奏版 1800円+税
SR-105 無伴奏二重奏版 2800円+税
RG-046 リコーダー用 900円+税 (絶版)
★解題★
J.B.ルイエ(1688?〜1720頃?)の「リコーダーと通奏低音のための12のソナタ 作品2」は、1700年代の早いころ、作品1につづきアムステルダムで出版されました。作品1から数年の歳月を経て、親しみやすく清新な作風にはいっそうの磨きがかかっています。
※どうも作品の出版年についていろんな文献の説がばらばらなのでこのような申し上げ方をすることにします。なお,ルイエは1688年に洗礼を受けた記録があるそうですが、これが生年だとすると、そして作品1の出版年を1705年とする説が正しいとすると、作品1は弱冠17歳での出版ということになります。
★解説★
4つの楽章から成り、緩・急・緩・急の構成です。リズミカルな魅力あふれる佳品です。
第1楽章はラルゴ(幅広く)4分の4拍子。気持ちのやさしいルイエらしいラルゴです。何でもないようですが、フレーズの長さが不規則で、細やかな工夫が凝らされています。
第2楽章はアレグロ(快活に)、2分の2拍子。軽快で調子がよく、音楽を演奏する楽しさが満喫できるすぐれた楽章です。
第3楽章は再びラルゴで、2分の3拍子。ニ短調で透明な悲しみを歌います。途中に印象的なフェルマータがありますので、ここで少し即興的なひとふしを演奏してみるように間をとってみました。
第4楽章はアレグロ・スタカート(快活に、音を短く切って)、4分の3拍子。音が運動する喜びに満ちています。
※演奏例がお聴きいただけます
■リコーダーによる演奏
第1楽章 B2
第2楽章 C1
第3楽章 B1
第4楽章 C1
※カッコ内は指回り難度です。
※リコーダー演奏:石田誠司 チェンバロ(電子楽器)演奏: 石田誠司
ルイエのページにもどる
HOME
Copyright 2006-2022 RecorderJP Inc. All rights reserved
.