リコーダーJP ルイエ作品
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★この曲を収録した伴奏音源つき楽譜★
2058 リコーダー用 1800円＋税
SR-027 リコーダー用 3800円＋税
ダウンロード製品 1860円（税込）
RG-058 リコーダー用 900円＋税 （絶版）
★解題★
Ｊ．Ｂ．ルイエ(1688?〜1720頃?)の「リコーダーと通奏低音のための１２のソナタ 作品２」は、１７００年代の早いころ、作品１につづきアムステルダムで出版されました。作品1から数年の歳月を経て、親しみやすく清新な作風にはいっそうの磨きがかかっています。
※どうも作品の出版年についていろんな文献の説がばらばらなのでこのような申し上げ方をすることにします。なお，ルイエは1688年に洗礼を受けた記録があるそうですが、これが生年だとすると、そして作品１の出版年を1705年とする説が正しいとすると、作品1は弱冠17歳での出版ということになります。
★解説★
４つの楽章から成り、緩・急・緩・急の構成。「作品２」の最後を飾るにふさわしいすばらしい作品です。
第1楽章はラルゴ（ひろびろと）4分の4拍子。胸にせまる悲しみ。
第２楽章はヴィヴァーチェ（生きいきと）、4分の3拍子。速い３拍子で、独特のノリが新鮮な快速楽章です。しかも演奏は難しくありません。後半の下降音階による反復進行もすてきです。絶品。
第３楽章は再びラルゴで、2分の3拍子。清澄感がすばらしい「ルイエのラルゴ」、演奏もやさしく、よく歌います。
第４楽章はアレグロ（快活に）、4分の4拍子。きいている感じより演奏しやすい曲で、気分よく快速感が味わえます。
※演奏例がお聴きいただけます
■リコーダーによる演奏
第１楽章（Ｂ−２）
第２楽章（B−３）
第３楽章（A−１）
第４楽章（Ｃ−１）
※カッコ内は指回り難度です。
※リコーダー演奏：石田誠司 チェンバロ（電子楽器）演奏： 石田誠司