ソナタ ハ短調 作品4の5
YoutubeのRJP応援チャンネル「リコーダーの底力」
全曲をノーカットで試聴できます
★この曲を収録した伴奏音源つき楽譜★
SR-072 リコーダー用 3800円+税
2128 リコーダー用 1800円+税
ダウンロード製品 1860円(税込)
RG-128 リコーダー用 900円+税 (絶版)
★解題★
J.B.ルイエ(1688?〜1720頃?)の「リコーダーと通奏低音のための12のソナタ 作品4」は、1700年代の早いころ、作品1・作品2・作品3につづきアムステルダムで出版されました。
★解説★
4つの楽章から成り、緩・急・緩・急の構成です。随所に新鮮な進行を盛り込んだ意欲的な傑作です。
第1楽章はラルゴ(広びろと)、4分の4拍子です。2小節の前奏に続いて、なだらかな音階的進行の多い音楽が展開していきます。後半、すべるように激しく転調を繰り返す進みかたは斬新な印象を与えます。
第2楽章はアレグロ(快活に)、2分の2拍子の快速な楽章です。力強く始まる主題をいろいろな調に移し、いくつかの副主題をはさみながら扱っていきます。フレーズの長さが不規則で、複雑な展開をみせる、よく工夫された楽章になっています。
第3楽章は再びラルゴ、4分の4拍子です。歌謡性に富む旋律で、展開も手堅くおこなわれ、すぐれたできばえ。半終止で第4楽章に続きます。
第4楽章は再びアレグロで、8分の6拍子のジークです。短く引き締まったつくりで、効果的な転調を駆使した意外性に富む内容になっています。小粒ですが非常な名品だといえるでしょう。
※ 演奏例がお聴きいただけます リコーダー演奏:石田誠司(下手くそですみません) 通奏低音実施:森好美さん MIDIチェンバロ演奏:石田誠司
★カッコ内の表示は「指回り難度」です。
第1楽章(B−2)
第2楽章(C−2)
第3楽章(B−2)
第4楽章(B−3)
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