ソナタ ト短調 作品4の6
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★この曲を収録したCDつき楽譜★ ダウンロード製品 620円(税込)
2139 リコーダー用 1800円+税
SR-072 リコーダー用 3800円+税
RG-139 リコーダー用 900円+税(絶版)
★解題★
J.B.ルイエ(1688?〜1720頃?)の「リコーダーと通奏低音のための12のソナタ 作品4」は、1700年代の早いころ、作品1・作品2・作品3につづきアムステルダムで出版されました。
★解説★
4つの楽章から成り、舞曲形式を多く用いた組曲ふうの構成です。
第1楽章はアルマンドで、ポコ・アレグロ(やや快活に)、4分の4拍子です。16分音符が支配する曲調で、比較的淡々と音楽が進みます。前奏曲を兼ねたような性格を持たせたのでしょう。
第2楽章はラルゴ(広々と)、2分の3拍子のゆったりとした曲です。非常にやさしく演奏できる、ルイエらしいきよらかな感じの楽章で、心に訴える力も強い名品です。
第3楽章はコレンテ(クーラント)で、アレグロ、4分の3拍子。わかりやすく、演奏も比較的やさしい曲ですが、新鮮な趣向も凝らされていて、内容的にたいへんしっかり作られた佳作です。
第4楽章はヴィヴァーチェ、8分の6拍子で、ジークふうの曲です。最初は比較的平凡な感じで進みますが、後半部に入ると意外性のある展開がいくつも用意されている、すぐれた終曲です。
※ 演奏例がお聴きいただけます リコーダー演奏: 庭野宏樹さん 通奏低音実施: 森好美さん 電子チェンバロ: 石田誠司
★カッコ内の表示は「指回り難度」です。
第1楽章(C−1)
第2楽章(B−1)
第3楽章(B−3)
第4楽章(B−3)
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