ソナタ ニ長調 作品4の7
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★この曲を収録したCDつき楽譜★
2148 リコーダー用 1800円+税
SR-076 リコーダー用 3800円+税
ダウンロード製品 620円(税込)
RG-148 リコーダー用 900円+税(絶版)
★解題★
J.B.ルイエ(1688?〜1720頃?)の「リコーダーと通奏低音のための12のソナタ 作品4」は、1700年代の早いころ、作品1・作品2・作品3につづきアムステルダムで出版されました。
★解説★
4つの楽章から成り、緩・急・緩・急の構成です。
第1楽章は、ラルゴ(広々と)、4分の4拍子です。なだらかに歌っていく作りで、ところどころフレーズの終わりをそのまま引き取って次のフレーズを始める手法が、音楽を引き締めています。
第2楽章はアレグロ(快活に)、2分の2拍子で、調子が良くスピード感のある爽快な音楽です。技術的には「高いシ」を越える高い音域の音がほとんど使われていないのが特徴で、実はこの点は第1楽章・第3楽章も同じです
第3楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子です。付点のリズムでとつとつと語るような音楽で、全体としておだやかな表情の音楽だといえるでしょう。後半は下降音階が支配する音楽になって、やや沈痛な調子を帯びます。
第4楽章はヴィヴァーチェ(生きいきと)、2分の2拍子で、ルイエ独特の飄々とした味わいの曲です。後半に二度出てくる保続音が印象に残ります。
※ 演奏例がお聴きいただけます リコーダー演奏: 石田誠司 通奏低音実施: 森好美さん 通奏低音(サンプリング音源): 石田誠司
★カッコ内の表示は「指回り難度」です。
第1楽章(B−2)
第2楽章(C−1)
第3楽章(B−2)
第4楽章(B−3)
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