ソナタ へ長調 作品4の8
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★この曲を収録したCDつき楽譜★
2152 リコーダー用 1800円+税
SR-076 リコーダー用 3800円+税
ダウンロード製品 620円(税込)
RG-152 リコーダー用 900円+税(絶版)
★解題★
J.B.ルイエ(1688?〜1720頃?)の「リコーダーと通奏低音のための12のソナタ 作品4」は、1700年代の早いころ、作品1・作品2・作品3につづきアムステルダムで出版されました。
★解説★
4つの楽章から成り、緩・急・緩・急の構成です。
第1楽章は、ラルゴ(広々と)、4分の3拍子です。平明で親しみやすい音楽で、しかも、初級者にとってもたいへん取り組みやすく、また、よい練習になる曲です。
第2楽章はアレグロ(快活に)、2分の2拍子の快速楽章です。16分音符による音階的なモチーフで始まり、後半になると、のちにテレマンもたいへん好んで用いた同音連打の音型を駆使して音楽に変化をつけています。
第3楽章はアダージョ(ゆっくりと)、2分の3拍子です。ニ短調で、内省的な感じの音楽をくりひろげます。細かな速い動きはまったく含まれておらず、初級者にとっても非常にやさしく演奏できます。
第4楽章は再びアレグロで、8分の12拍子。少し落ち着いたテンポで奏するジーグなのでしょう。少しだけ用いられている16分音符が音楽にすばらしい世紀を与えています。生き生きとした終曲です。
※ 演奏例がお聴きいただけます リコーダー演奏: 石田誠司 通奏低音実施: 森好美さん 通奏低音(サンプリング音源): 石田誠司
★カッコ内の表示は「指回り難度」です。
第1楽章(B−1)
第2楽章(C−1)
第3楽章(A−2)
第4楽章(B−3)
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