ソナタ ヘ短調 作品4の11
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★この曲を収録した伴奏音源つき楽譜★
2169 リコーダー用 1500円+税
SR-087 リコーダー用 3800円+税
ダウンロード製品 1860円(税込)
RG-169 リコーダー用 900円+税(絶版)
★解題★
J.B.ルイエ(1688?〜1720頃?)の「リコーダーと通奏低音のための12のソナタ 作品4」は、1700年代の早いころ、作品1・作品2・作品3につづきアムステルダムで出版されました。
★解説★
4つの楽章から成り、緩・急・緩・急・の構成です。
第1楽章はラルゴ (広びろと)と指定され、2分の3拍子です。連打する通奏低音にはかなりの緊迫感があり、強く訴えかける楽章となっています。
第2楽章はアレグロ(快活に)、2分の2拍子です。かなり速いテンポが求めれているように思います。森好美さんの通奏低音実施では、響きの風通しが非常によくて、軽い感じの音楽になりました。
第3楽章はアダージョ(ゆっくりと)と指定された変イ長調のサラバンドです。後打音を多用したやや特異な書き方になっていますので注意が必要です。
第4楽章は再びアレグロで、8分の12拍子、たぶんジークと考えていいのでしょう。ヘ短調であることによる難しさはありますが、わかりやすく演奏しやすい佳品です。
※ 演奏例がお聴きいただけます リコーダー演奏: 石田誠司 通奏低音実施: 森好美さん 通奏低音(サンプリング音源): 石田誠司
★カッコ内の表示は「指回り難度」です。
第1楽章(B−1)
第2楽章(C−1)
第3楽章(B−2)
第4楽章(C−1)
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