ソナタ ト長調 作品2−5
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★この曲を収録した伴奏音源つき楽譜★
2057 リコーダー用 1800円+税
SR-013 リコーダー用 3800円+税
ダウンロード製品 1860円(税込)
RG-057 リコーダー用 900円+税 絶版
★解題★
作品2のアルトリコーダーソナタ集(12曲)は作曲者マルチェロが26歳だった1712年にヴェネチアで出版されました。生前から何度も版を重ね、のちにはフラウト・トラヴェルソ用に移調されてロンドンでも出版され、人気を博したといいます。青年作曲家マルチェロの自由な創意が息づいた貴重な作品集だと言えるでしょう。
★解説★
4楽章から成り、緩・急・緩・急の構成です。マルチェロならではのかろやかさとやわらかさ。美しい作品です。
第1楽章はラルゴ(ひろびろと)、2分の3拍子で、対位法的で繊細な実施の伴奏でやわらかにうたいます。
第2楽章はアレグロ(快活に)、4分の4拍子で、短いリズミックなモチーフを徹底的に扱います。才気に満ちた逸品。
第3楽章はアダージョ(ゆっくりと)で、4分の3拍子。ホ短調です。後半に出てくる8分音符の分散和音音型が新鮮。
第4楽章はアレグロ、8分の12拍子のジークふうの音楽です。ヘンデルのヘ長調ソナタのジークを思い出すモチーフですが、味はまるで違っていて、軽妙にして伸びやかな、マルチェロらしい快速楽章です。
※演奏例がお聴きいただけます
■リコーダーによる演奏
第1楽章(A−2)
第2楽章(C−1)
第3楽章(B−2)
第4楽章(B−3)
※カッコ内は指回り難度です。
※リコーダー演奏:石田誠司 チェンバロ(電子楽器)演奏: 石田誠司
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