ソナタ ニ短調 作品2−8
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★この曲を収録した伴奏音源つき楽譜★
2059 リコーダー用 1800円+税
SR-020 リコーダー用 3800円+税
ダウンロード製品 1860円(税込)
RG-059 リコーダー用 900円+税 (絶版)
★解題★
作品2のアルトリコーダーソナタ集(12曲)は作曲者マルチェロが26歳だった1712年にヴェネチアで出版されました。生前から何度も版を重ね、のちにはフラウト・トラヴェルソ用に移調されてロンドンでも出版され、人気を博したといいます。青年作曲家マルチェロの自由な創意が息づいた貴重な作品集だと言えるでしょう。
★解説★
4楽章から成り、緩・急・緩・急の構成です。マルチェロらしいリズム感の魅力があふれる快作です。
第1楽章はアダージョ(ゆっくりと)4分の2拍子で、付点のリズムを基調に歌います。前半も後半も繰り返しを行なうため、やや長い曲になります。
第2楽章はアレグロ(快活に)4分の4拍子で、シンコペーションを駆使した独特のリズム感が面白い快速楽章です。
第3楽章はラルゴ(ひろびろと)4分の3拍子で、ヘ長調に明るみます。やさしく演奏できて気持ちよく歌える曲で、途中にある長い吹き伸ばしも新鮮。
第4楽章はプレスト(速く)8分の3拍子。3〜4小節のアクセント記号(タテ長の棒)が書かれた音型は、以後すべて同様に演奏するのでしょう。緊張感あふれる展開のなか、2度挟まれるフェルマータが印象的です。
※演奏例がお聴きいただけます
■リコーダーによる演奏
第1楽章(B−3)
第2楽章(C−1)
第3楽章(B−1)
第4楽章(C−1)
※カッコ内は指回り難度です。
※リコーダー演奏:石田誠司 チェンバロ(電子楽器)演奏: 石田誠司
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