リコーダーJP マッテゾン作品


アルトリコーダー デュオソナタ
ニ短調 作品1-1


Youtube のRJP応援チャンネル「リコーダーの底力」より
全曲の演奏(ノーカット)の試聴ができます。


★この曲を収録したマイナスワン音源つき楽譜★
3083 リコーダー用 1800円+税
SR-124 リコーダー用 2800円+税
ダウンロード製品 1860円(税込)


★解題★

 1708年にオランダで出版されたマッテゾンの「作品1」のソナタ集には、4曲の二重奏ソナタと8曲の三重奏ソナタが収められています。本作はソナタ第1番として集中の冒頭を飾る作品で、4楽章から成っています。緻密に書かれた名品です。

(石田誠司)

★各楽章解説★

 第1楽章はプレリュード(前奏曲)ラルゴ(広々と)。 第2パートが先行し、次々と紡ぎ出されるメロディーが印象的な音楽です。楽章の最後は半終止で、休みなく第2楽章に続くように作られています。

 第2楽章はアレグロ(快活に)。 4小節のテーマによるフガートで始まり、きびきびと小気味よい動きで進んでいきます。

 第3楽章はアダージョ(ゆっくりと)。旋律的というよりは和声の移り変わりに特徴のある楽章。

 第4楽章はジーク。8分の6の軽快な舞曲のスタイルによる音楽で、各セクションの終わりにある4分音符+8分休符の動きは、いわば「ストップモーション」のような感覚でしょうか。

(早川廣志)



※ 演奏例がお聴きいただけます

1 プレリュード:ラルゴ 
2 アレグロ 
3 アダージョ
4 ジーク
B2
B3
A2
C1

※A1〜C3で示したのは「指回り難易度」です。
※リコーダー演奏: 早川廣志



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