G. M. アルベルティ
〜〜ボローニャの重鎮ヴァイオリニスト〜〜
★20歳でボローニャのアカデミー会員★
ジュゼッペ・マッテオ・アルベルティ (1685-1751)は、バッハやヘンデルと同年にイタリアのボローニャで生まれました。ヴァイオリニスト・作曲家として早くから才能をあらわしたようで、1705年には20歳の若さでアカデミア・フィラルモニカの会員となり、のちには何度も会長も努める重鎮になりました。本場イタリアの、大音楽家だったのです。
★ヴァイオリン作品がイギリスで人気★
作品は器楽曲が中心で、オランダやイギリスでも出版され、イギリスではとくにヴァイオリンソナタ等で人気があったようです。リコーダー用作品の出版は知られていませんが、近年みつかったハラッハ・コレクションのなかに、アルトリコーダー用のソナタが含まれていました。ただし、内容から、ヴァイオリンソナタからの編曲であろうと思われます。
なお、アルベルティというと「アルベルティ・バス」(ドソミソ、のような音型の、ピアノの左手の伴奏音型)を思い出すかたも多いと思いますが、こちらの名の元になったのは、ドメニコ・アルベルティという別人です。
■リコーダーJPがご提供できるアルベルティ作品■
・アルトリコーダーソナタ ト長調(ハラッハ・コレクションより)
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