ソナタ 第2番 ニ短調
YoutubeのRJP応援チャンネル「リコーダーの底力」
全曲ノーカットで試聴できます
★この曲を収録したCDつき楽譜★
2089 リコーダー用 1800円+税
SR-043 リコーダー用 3800円+税
ダウンロード製品 620円(税込)
RG-089 リコーダー用 900円+税 (絶版)
★解題★
まだ二十歳を過ぎたばかりのペープシュは、アムステルダムでリコーダーのための通奏低音伴奏ソナタを6曲セットで出版しました。その後、イギリスに渡ってすばらしい活躍をみせたペープシュの、これは若き日の記念碑的な作品と言えるでしょう。
★解説★
4楽章から成り、緩・急・緩・急の構成です。品のいい叙情といい快速楽章の爽快さといい、楽しさ一杯の第1級の佳品です。
第1楽章はラルゴ(はば広く)、4分の4拍子。2度下降を繰り返すモチーフを中心として、まさにひろびろとした空間のひろがりを感じさせるように歌い継いでいきます。
第2楽章はアレグロ(快活に)4分の4拍子で、16分音符を中心とするテーマを、間に経過句を挟んで、いろいろな音域・いろいろな調に移しながら、何度も扱っていきます。引き締まった名品です。
第3楽章は再びラルゴで、2分の3拍子です。第1楽章で2度下降だったモチーフが反行して二度上昇になって活躍します。短い音楽の中で何度も転調を挟む表現的な音楽になっています。
第4楽章は再びアレグロで、8分の6拍子。音階的に連続する多数の16分音符がうねるように活躍して、独特の効果を上げています。
※演奏例がお聴きいただけます
■リコーダーによる演奏
第1楽章(B−2)
第2楽章(C−1)
第3楽章(B−1)
第4楽章(C−1)
※カッコ内は指回り難度です。
※リコーダー演奏:石田誠司 チェンバロ(電子楽器)演奏: 石田誠司
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