ソナタ 第7番 ハ長調
Youtube のRJP応援チャンネル「リコーダーの底力」より
全曲の演奏(ノーカット)の試聴ができます。
★この曲を収録したCDつき楽譜★
2198 リコーダー用 1500円+税
RG-198 リコーダー用 900円+税(絶版)
SR-109 リコーダー用 3800円+税
ダウンロード製品 620円(税込み)
★解題★
アムステルダムで出版された6曲のソナタが、1700年代はじめ、ロンドンでWalshによる再版が発売されると、おそらく人気があったのでしょう、続編が企画され同じWalshから出版されました。それが作品2aのソナタ集です。
作品1に比べると、より後期バロック的な特徴が強くなっているように思われます。
★解説★
4つの性格の異なる楽章から成り、引き締まった名品です。
第1楽章はラルゴ(広びろと)と指定され、4分の4拍子です。よく歌うテーマを扱い、簡潔にまとめられた珠玉の小品。最後に、奏者の即興的なパッセージを誘う短いエピローグがあります。
第2楽章はアレグロ(快活に)、2分の2拍子ですが、4分の4拍子で感じるほうがわかりやすそうです。軽く音階を駆け上がったあと開始されるテーマに始まり、テーマに含まれている小さな音型が導くゼクエンツを織り交ぜて、はなやかに音楽が進みます。
第3楽章は再びラルゴで、2分の3拍子。イ短調の哀切な主題で始まり、リピートのあとハ長調に明るんで、安らかな感じの音楽が続きますが、最後は突如短調の暗い響きに戻ってしめくくります。
第4楽章は再びアレグロ、8分の6拍子のジークふうの音楽です。スピード感があり、また何度か訪れる輝かしくて力強いクライマックスもかっこよくて、魅力満点の終曲になっています。
※演奏例がお聴きいただけます
■リコーダーによる演奏
第1楽章(B−2)
第2楽章(C−2)
第3楽章(B−1)
第4楽章(C−2)
※カッコ内は指回り難度です。
※リコーダー演奏:石田誠司 チェンバロ(電子楽器)演奏: 石田誠司
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