ソナタ ニ短調 作品2−5
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RJP応援チャンネル「リコーダーの底力」
★この曲を収録したCDつき楽譜★
2219 アルトリコーダー用 1800円+税
RG-219 アルトリコーダー用 1200円+税(絶版)
SR-112 アルトリコーダー用 3800円+税
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★解題★
「英国人ヴァレンタイン作 独奏フラウト(アルトリコーダー)とチェンバロまたはヴィオローネによる通奏低音のためのソナタ 作品2」(Sonate
di flauto a solo col basso per il cimbalo o violone /Roberto Valentine
Inglese opera seconda) は、12曲から成り、1708年ごろにローマで出版されました。
さすがに「音楽の本場・イタリア」でリコーダー奏者として活躍したというだけあって、華麗にして才気あふれる作風です。
★解説★
3つの楽章から成り、急・緩・急の構成です。密度高く書かれた佳品です。
第1楽章はヴィヴァーチェ(生き生きと)、4分の4拍子です。付点リズムを基調としていますが、後半になると三連リズムも出てきます。はたして付点リズムも三連ノリで演奏するのがよいのかどうかが問題ですが、弊社版に付属する音源では付点リズムと三連リズムを区別する方向で演奏しました。
第2楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の3拍子。イ短調に転じています。親しみやすい旋律で語っていきますが、開始後すぐに1度終止して「フェルマータ」により間をとるようになっているのは、ヴァレンタインが好んだ行きかたです。ここで何か即興で句を挟めというのかも知れません。
第3楽章はアレグロ(快活に)と指定されたジーグで、8分の6拍子です。シチリアーノのような付点リズムで音楽を進めていきます。イタリアのジークですから、かなり速く演奏したものなのかも知れませんが、少し落ち着いたテンポで演奏しても十分に面白い曲だと思います。
※演奏例がお聴きいただけます
■リコーダーによる演奏
第1楽章 (B−2)
第2楽章 (B−1)
第3楽章 (B−3)
※カッコ内は指回り難度 です。
※リコーダー演奏: 石田誠司 チェンバロ演奏: 石田誠司 (使用楽器はRJP所有のデジタルサンプリング音源)
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