ソナタ 変ロ長調 作品2−11
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2245 アルトリコーダー用 1800円+税
SR-127 アルトリコーダー用 3800円+税
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★解題★
「英国人ヴァレンタイン作 独奏フラウト(アルトリコーダー)とチェンバロまたはヴィオローネによる通奏低音のためのソナタ 作品2」(Sonate
di flauto a solo col basso per il cimbalo o violone /Roberto Valentine
Inglese opera seconda) は、12曲から成り、1708年ごろにローマで出版されました。
さすがに「音楽の本場・イタリア」でリコーダー奏者として活躍したというだけあって、華麗にして才気あふれる作風です。
★解説★ 4つの楽章から成り、はつらつとした若々しい音楽性が実に魅力的な傑作です。
第1楽章はヴィヴァーチェ(生き生きと)と指定され、4分の4拍子。親しみやすい旋律の歌謡的な音楽です。Vivaceという指定ですが、その気持ちは忘れないようにしつつ、テンポについては、少し遅めで演奏するのがよいと思います。
第2楽章はアレグロ(快活に)、4分の3拍子。リズミカルな面白さが出色の快速楽章です。石村睦さんの通奏低音実施がまたヴァレンタインの音楽に感応して躍動していて抜群の面白さ。
第3楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の3拍子です。第2楽章の余韻が残るなか、きよらかに歌うリコーダーを、励ますように通奏低音が支えます。
第4楽章はアレグロのジークで、8分の12拍子。生き生きとして表情豊かな、すばらしい終曲です。ここでの石村睦さんの通奏低音実施は、アマチュア愛好家向きの少し遅めのテンポを想定されたもので、躍動感あふれ、破天荒の面白さです。しかし、もっと速いテンポで演奏する解釈のほうがオーセンティックではあるでしょう。
※演奏例がお聴きいただけます
■リコーダーによる演奏
第1楽章 (B−2)
第2楽章 (C−1)
第3楽章 (C−1)
第4楽章 (C−1)
※カッコ内は指回り難度 です。
※リコーダー&MIDI チェンバロ演奏: 石田誠司 (使用楽器はRJP所有のデジタルサンプリング音源と全音G-1A)
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