草上の昼食
リコーダーとピアノのための
★この曲を収録した楽譜★
RF039 2200円+税
■作曲者・斉藤恒芳さんについて■
斉藤恒芳さんはアニメをはじめとするテレビ音楽・ミュージカル・劇音楽など幅広いジャンルでご活躍の、すぐれた作曲家です。1999年には宝塚歌劇の作品『激情』により30歳代前半の若さで文化庁芸術祭優秀賞を受賞されました。
それとともに氏は吉澤実先生の指導されるアンサンブルに所属するリコーダー愛好家でもあり、仲間とともに演奏することをひとつの目的として、多数のすぐれたリコーダー作品を手がけてこられました。
■草上の昼食■
本作は、吉澤実先生が「小中学生に感受しやすい物語性のある作品を」との趣旨で斉藤恒芳氏に委嘱され、作曲されました。ミュージカル作家としての斉藤さんの技量が存分に発揮されていて、委嘱趣旨のとおり、イメージ換気力がゆたかで変化に富み、わかりやすい、楽しさ抜群の作品になっています。
作曲者斉藤氏によると、バス・リコーダーのパートはアディショナルで、なくても演奏が楽しめるとのこと、また、ベースパートが演奏できる楽器ならば、ベースギターやトロンボーンなど何でもよいとのことです。
加えて、「ピアノ」が指定されてはいますが、もちろんチェンバロで演奏してもよいでしょう。(初演時はチェンバロが用いられました。)
リコーダーJPディレクター 石田誠司