リコーダーJP テレマン作品


ソナタ へ短調(忠実な音楽の師より)

全曲(ノーカット)が試聴できます
(YoutubeのRJP応援チャンネル「リコーダーの底力」)



★この曲を収録した伴奏音源つき楽譜★
1007 リコーダー用  1800円+税
RE-002A リコーダー用  1200円+税
SR-003 リコーダー用  3800円+税
ダウンロード製品 1860円 (税込)


RB-007A リコーダー用 900円+税(絶版)


★解題★

 テレマンの「忠実な音楽の師」は、「音楽の練習帳」と同じく当時家庭で親しまれていた楽器をさまざまに組み合わせた編成の楽曲から成っていますが、1年間にわたってつぎつぎと刊行されるという、当時としてはたいへん新しい発表形式をとりました。いわば音楽ファンのための定期刊行物として企画され出版されたわけです。このあたりに、作曲家としての才能だけでなく、事業家・ジャーナリストの才能も兼ねそなえたテレマンの面目がよく表れているといえるでしょう。


★解説★

 曲は4つの楽章から成っています。

 第1楽章はトリステ(うち沈んだ感じで)と指定され、3連符を使った特徴的なモチーフを用いながら、やわらかな感じで始まります。強弱のコントラストや半音階も効果的に使われていて、非常に内容豊かな音楽になっています。

 第2楽章はアレグロ(快活に)の長大な曲です。テレマンらしい活発な運動性の音楽です。全体は3部形式で、中間部は基調が長調になり、短調の主要部と対照をかたちづくっています。

 第3楽章はアンダンテで、せつせつと訴えかけるような感じがあります。アタッカで(間にあまり間を置かずに)第4楽章に続きます。

 弟4楽章は8分の3拍子のヴィヴァーチェ(生き生きと)で、軽快に躍るようなおもむきがあります。そうとう速く演奏されることが多いのですが、多少落ち着いたテンポで演奏してもそれなりの面白さがあります。


※演奏例がお聴きいただけます

■リコーダーによる演奏
第1楽章(B−2)
第2楽章(C−2)
第3楽章(B−2)
第4楽章(C−2)
※カッコ内の表記は指回り難度です
※リコーダー演奏: 堀川智也さん MIDIチェンバロ演奏: 石田誠司


■リコーダーによる演奏
第1楽章
第2楽章
第3楽章
第4楽章
※カッコ内の表記は指回り難度です
※リコーダー演奏: 森本英希 チェンバロ演奏: 山下佐智子


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