-----------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                         007号 2003.01.14. ----------------------------------------------------------------- ★ごあいさつ★  新年おめでとうございます。本年もリコーダーJPをどうぞよろしくお 願い申し上げます。  長らく発行が滞ってしまい、申し訳ございませんでした。メールマガ ジン第7号をお届けいたします。ご購読ありがとうございます!  活動ペースが鈍っているリコーダーJPですが、ねばり強く続けて参り ますので、末永くおつきあい賜りますようお願いいたします。 ■目次■ 1 <ごあいさつ> 2 「アレンジメンツ」新製品発売予告 3 「フランダーズカルテット」演奏会評(投稿) 4 「お試しモニター」のご報告 5 近藤浩平さん作曲「海の笛・山の笛」について 6 編集後記 ……………………………………………………………………………… ★「アレンジメンツ」新製品発売予告★ ………………………………………………………………………………  ご好評をいただいている「アレンジメンツ」シリーズに新作が登場しま す。「ロマン派名曲集 2」です!  収録曲は、フルートによる演奏でよく親しまれている、ガブリエル・ フォレ「シシリエンヌ(シチリアーノ)」、サン・サーンス「動物の謝肉 祭」より「白鳥」、そしてドボルジャーク「ユモレスク」の3曲です。  試聴ページはすでに公開中です。 シチリアーノ http://www.recorder.jp/a0061.htm 白鳥 http://www.recorder.jp/a0062.htm ユモレスク http://www.recorder.jp/a0063.htm  1月中旬中には発売の予定です。サイトでもお知らせしますので、どう ぞよろしくお願いいたします。 ……………………………………………………………………………… ★投稿:「フランダーズカルテット」演奏会評★ ……………………………………………………………………………… (兵庫にお住まいのkazuさんより、早くにご投稿いただいておりましたのに、 メールマガジン発行が滞ったため、ちょっと古いお話になってしまいました。 申し訳ありません。) 友人(神戸在住)がフランダースリコーダーカルテットを聞きに横浜まで行 くということで、大変羨ましく思っていたところ、突然関西、それも姫路で の公演が20日にあるとの情報、大急ぎでチケットを手に入れ聞きに行って きました。 なるべくいい席でと思い、開場5分前に着くと会場前には黒山の(ごめんな さい、ちょっとオーバーでした)人だかり。さすがFRQ、すごい人気と思 いながら中へ入ると、隣の大ホールで公演の香西かおりさん目当ての人たち でした。どーりで年齢層が少し高かったようです。^_^; FRQの演奏される小ホールはそれでも20人くらい並んで開場を待ってまし た。その後について中に入り前から4列目のど真ん中の席をゲット、演奏者の 表情はもちろん、指使いまで確認できました。まわりを見渡すと6割程度の 入りで小学生の親子連れが多く、少し心配でしたがみんなおとなしく聞いて いてくれました。 プログラムはルネサンスの曲から日本の童謡メドレー(?)まで幅広く、私 にとっては聞きなじみのあるバッハの協奏曲とヴィヴァルディの春が素敵で した。 また、普段バロックタイプのリコーダーしか聞いたことがなかったのでルネ サンスタイプのリコーダーのやわらかで温かみのある音色がとても気に入り ました(あんな笛が欲しい!でも高いんでしょうね)。 バルトさんが自ら曲の解説・楽器の紹介などしてくださったり(英語、もち ろん通訳つき)、曲の合間にみせる笑顔やおどけたしぐさなどで固い雰囲気 になりがちな演奏会を楽しい愉快なものにしてくれて、とてもいい感じでし た。 演奏者が喜び、楽しめる演奏であれば聞いているほうも幸せな気分になれる のですね。私たちの演奏会ではきっとすました顔、または緊張して恐い顔で 演奏しているのでしょう。これからは余裕を持って、ミスしても落っこって も笑顔でいられるよう努力します(反省!!)。 アンコールもムーンライトセレナーデなど3曲もやっていただき(ピンクパ ンサーではびっくりさせられる演出あり)満足、マンゾク。 終わったあとCDにサインをしてもらい、しっかりと握手をして帰ってきま した。 長くなりましたが以上、ご報告いたします。 2002年10月24日 Kazu ……………………………………………………………………………… ★「お試しモニター」のご報告★ ………………………………………………………………………………  全号でお願いしておりました「お試しモニター」には、おかげさまで20名 もの皆さんがお申し込みをくださいました。現在、ご意見をいただくためのア ンケートをお送りする準備を進めています。  面白いことに、お申し込みはクラシック作品の全曲にまたがり、あまり特定 の曲にご希望が集中するということがありませんでした。皆さんのお好みはい ろいろに別れているようです。  今後もこのような企画を行って参りたいと考えております。その節はまた、 どうぞよろしくお願い申し上げます。  なお、モニター結果については、追ってメールマガジンでもサイトで も公開していく予定です。 ……………………………………………………………………………… ★近藤浩平さん「海の笛・山の笛」について★ ………………………………………………………………………………  リコーダーJPにも作品をお寄せくださっている作曲家・近藤浩平さんに、 ディレクター石田も所属するリコーダーアンサンブル「アポロフラウテ」 がリコーダー四重奏曲を委嘱しました。それで書いてくださったのが「海 の笛・山の笛」という、4楽章から成る本格的リコーダー4重奏曲です。 (アルト2本・テナー・バス)  「アポロフラウテ」が、大阪市住之江区の「ワインミュージアム」にお ける演奏会で11月4日に初演し、たいへん好評でした。必ずしも演奏の やさしい曲ではありませんが、しっかり練習できてやりがいのある楽しい 作品だと思います。  リコーダーJPでスコアをお預かりしておりますので、仲間と演奏してみ たいというかたは、リコーダーJP掲示板などでお申し出ください。作曲者で ある近藤さんにご了解を得て、スコアのコピーをお送りします。 ……………………………………………………………………………… ★編集後記★ ………………………………………………………………………………  ようやくメールマガジン7号をお届けする運びになりました。ほとんど 「復刊」という感じですね(^^;  リコーダーJPに作品をお寄せくださっている作曲家の皆さんは、ほとん どが私たちの方から声をかけて作品を書いてくださるようお願いした方々 です。石田や他のスタッフの個人的知り合いだった作曲家のかた、ネット でサイトをお持ちなのでお声がけしてみたかた、伝手をたどって紹介して もらったかた・・・いろいろです。皆さん、リコーダーJPの趣旨におおい にご賛同くださって、ご協力くださっているのですが、私たちの方から アプローチしたという点は共通していました。  ですが、先般、はじめてご自分から「曲を書いてみたい」とおっしゃっ てくださった作曲家のかたがいらっしゃいました。実はリコーダーJPでは 作曲作品を常に募集中なのです。作品募集のページは、「作曲家のみなさ ん」のトップページ http://recorder.jp/composers.htm から唯一のリンクがあるのです。  それで、作品をお送りいただいたものを拝見すると、これが実に美しい! こんなにすてきな曲を書けるかたがすすんで作品提供をお申し出いただけ るなんて、何て嬉しいことかと思いました。  リコーダーJPは、いつも、リコーダーを愛する皆さん、演奏してみたい と思っている皆さんのための、「アマチュア演奏者が自他ともに楽しむた めのリコーダー曲」を求めています。いつも申しますように、私たちは、 アマチュアが演奏して周囲の人たちとともに楽しむ音楽にこそ、作曲家の 皆さんがもっとも力を入れて書いた最高の音楽が提供されるのが、音楽と いう文化の幸福な姿だと信じているのです。  曲のピース商品はちょっと価格も高くなってしまったので、割安にお求め いただけるよう「ステップバイステップ」のシリーズを企画し順次刊行中で すが、今後は、作家別の作品集なども企画して参りたいと考えております。  今後とも、リコーダーJPの新作現代作品にも、どうぞご注目ください。  それでは、また! -----------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                         007号 2003.01.14. ----------------------------------------------------------------- 編集・発行 リコーダーJP http://www.recorder.jp info@recorder.jp ※このメールマガジンは、お申し込みにより配信しています。もしも間 違いやいたずらの登録により配信がなされている場合や、購読を停止 される場合は、お手数ですが、上記 info@recorder.jp まで「メール マガジン不要」などの題でメールでお知らせください。