-----------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                         010号 2003.07.15. ----------------------------------------------------------------- ★ごあいさつ★  大阪は毎日のように雨です。鬱陶しい季節、皆様はお元気でお過ごし でしょうか。  メールマガジン弟10号をお届けします。いつもご講読ありがとうご ざいます! 今号では、サポーターkazuさんからお寄せいただきました ALSQコンサートのリポート、新製品(テレマンのヘ短調ソナタ)のご紹 介を中心にお届けします。 ■目次■ 1 <ごあいさつ> 2 テレマン ソナタ・ヘ短調(忠実な音楽の師)発売 3 その他の新着記事 4 アムステルダム・ルッキ・スターダスト・カルテット演奏会 5 編集後記 …………………………………………………………………………………… ★テレマン ソナタ・ヘ短調(忠実な音楽の師)発売★ ……………………………………………………………………………………  お待たせしました! ひさびさのクラシック曲の新製品です。テレマ ンの曲集「忠実な音楽の師」より、ヘ短調ソナタをお届けします。  リコーダーのレパートリーとして欠かすことのできないテレマンのソ ナタですが、「音楽の練習帳」所収のハ長調・ニ短調と並んで人気があ るのが、この「忠実な音楽の師」所収のへ短調ソナタです。 ※曲紹介 http://www.recorder.jp/ct103.htm  曲は4楽章から成り、緩→急→緩→急の構成です。第一楽章や第三楽 章の、劇的で情緒豊かなしらべ、そして第二楽章と第三楽章でみせる、 かろやかな運動性はテレマンならでは。  ただ、例によって演奏はかなり難しく、ことに速い楽章はアマチュア にはなかなか大変。腕に覚えがおありのトップアマの皆さんは別として、 多くのファンの皆さんには、リコーダーJPがご用意しているゆっくりめ の伴奏がお役に立つのではないでしょうか。  楽章ごとにお求めいただける「クラシックス」シリーズ所収の製品は、 非常にゆっくりなものから快速なものまで5種類のテンポをすべて収録、 また練習用の部分伴奏も収録した贅沢仕様です。 http://www.recorder.jp/classics.htm#ct103  また、全楽章につき標準テンポの通し伴奏のみを収録した「ベストセ レクション」シリーズの製品でも、お好みのテンポの伴奏をオプション で個別制作した、お名前入りの「カスタマイズCD」制作のサービス(有 料)をご用意しています。 http://www.recorder.jp/cbest.htm#ct103 ※サイトで各楽章の冒頭部分の伴奏をご試用いただけるようになってい ます。 第一楽章 http://www.recorder.jp/ct103_1.htm 第二楽章 http://www.recorder.jp/ct103_2.htm 第三楽章 http://www.recorder.jp/ct103_3.htm 第四楽章 http://www.recorder.jp/ct103_4.htm …………………………………………………………………………………… ★前号発行以後のおもな新着記事★ …………………………………………………………………………………… ■近藤浩平さんの作品が聴けるCDが発売中  リコーダーJPからも楽しい作品を発売している近藤浩平さんのピアノ  連弾曲や歌曲が聴けるCDのご案内です。リコーダーJPでもお取り扱い  しています。 http://www.recorder.jp/composerk01.htm#topics ■だざいふリコーダーアンサンブル演奏会のもよう  精力的に活動されているだざいふリコーダーアンサンブルの演奏会。  リコーダーJPディレクター・石田の作品「シチリアーノ」も演奏され  好評を博しました。 http://www.recorder.jp/cpast008.htm ■作曲家・松崎泰治さんの合唱作品が演奏されます  可憐で美しい「雪の夜に」の作曲家・松崎泰治さんの合唱曲「ミラボ  ー橋」が初演されます。 http://www.recorder.jp/composerm02.htm#topics …………………………………………………………………………………… ★アムステルダム・ルッキ・スターダスト・アンサンブル演奏会★ ……………………………………………………………………………………    春から千葉にお住まいのサポーター・kazuさんがお寄せくだ    さった演奏会レポートです。kazuさん、どうもありがとうご    ざいました! 昨年のFRQに続き、今年はたまたま千葉へ引越していたためALS Qのコンサートを聴くことができて大変ラッキーでした。 情報を得てすぐに予約したので、前から4列目の真ん中やや左よりの 席をめでたくゲットしました。今回の佐倉市民音楽ホールでは、すべて 座席指定とのことで、余裕を持って開場の1時半過ぎにホールに着き、 開演を待ちました。 会場を見回すと(一階だけです、二階席は見ていません)500席余 りで、空席は後方の両端に近いところだけでほぼ九分の入りと大盛況。 中でも女性の観客が多いのが目立ちました(7〜8割?)。聞けば、千 葉県はリコーダーアンサンブル活動の盛んなところで、毎年この佐倉市 民音楽ホールで「佐倉リコーダーフェスティバル」が開かれ県内のリコ ーダーグループが集結して日ごろの腕前を披露するのだそうです。とい うわけで、それらのグループのメンバーおよびお友達関係が聞きに来ら れているようです。 前置きが長くなりました。肝心の演奏ですが、それは素晴らしいもの でした。プログラムは「バロック・リコーダー音楽の神髄」と銘打った だけに、メルーラからサンマルティーニまでおなじみの曲を堪能しまし た。司会とか曲目紹介のアナウンスはまったくなく、音楽だけを純粋に 楽しむことができました。また、今回はすべてバロックタイプの楽器を 使っていたので(当たり前か)、それぞれの楽器の個性まで聞き分けら れた気がします。特に黄楊(?)のテナーの音には驚かされました。内 声を吹いているのに、一つひとつの音がはっきり聞こえ、それでいてア ンサンブルのバランスがしっかり保たれているのです。 演奏された曲の中で印象に残ったのは、おなじみのパッヘルベルのカ ノンとパーセルのシャコンヌです。カノンは普段聞くのと違い、T T B GBという編成でとても落ち着いた感じで新鮮でした。シャコンヌ はパーセルの素晴らしさを再認識させてくれる演奏でした。 ところで、今回のコンサートでは、2001年からレーンフーツさん に代わってメンバーに加わったダニエル・コシツキーさんが目立ってい ました。素晴らしい演奏もさることながら、ポニーテールで甘いマスク、 さわやかな笑顔で、アンコール曲で張り切りすぎて音を外したり。客席 のおばさまたちからは「あのひと、かわいい」の声が…。 コンサート後はお約束のサイン会、しっかりCDにサインをもらい、 素敵な演奏の余韻を楽しみながら帰途に着きました。 by kazu …………………………………………………………………………………… ★編集後記★ ……………………………………………………………………………………  メールマガジン10号は、久々のクラシックの新製品・テレマンのヘ短 調ソナタを中心にお届けしました。  早川廣志さんのCD「テレマン・12のファンタジー」は、多数のみ なさんからお申し込みをいただき、ご好評をいただきました。どうもあ りがとうございました。  地元宮崎はもとより、秋のシーズンには関西でもコンサートが行わわ れることと思います。またメールマガジンやサイトでもできる限りご紹 介して参ります。  新製品のリリースも、今後ともできる限り力を尽くして参ります。ど うぞよろしくお願い申し上げます。 -----------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                         010号 2003.07.15. ----------------------------------------------------------------- 編集・発行 リコーダーJP http://www.recorder.jp info@recorder.jp ※このメールマガジンは、お申し込みにより配信しています。もしも間 違いやいたずらの登録により配信がなされている場合や、購読を停止 される場合は、お手数ですが、上記 info@recorder.jp まで「メール マガジン不要」などの題でメールでお知らせください。