-----------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                       054号 2009.6.2. ----------------------------------------------------------------- ★ごあいさつ★  大阪はそろそろ梅雨の気配も漂ってきました。みなさまはお元気でお過 ごしごしでしょうか。  いつもご愛読ありがとうございます。リコーダーJPメールマガジン第54 号をお届けします。 ■目次■  <ごあいさつ>  1 2009年6月の新刊  2 2009年7月の発刊予定  3 新シリーズ「室内楽叢書」  4 森好美さんの新作がきける演奏会など  5 編集後記 …………………………………………………………………………………… ★1 2009年6月の新刊★ ……………………………………………………………………………………  2009年6月の新刊は次の8タイトルです。 ■クラシックBest RB-007A  テレマン ソナタ ヘ短調(「忠実な音楽の師」より) 改訂版 http://www.recorder.jp/announce/0911.htm ■グレートクラシックス RG-001A  ルイエ ソナタ ヘ長調 作品1-4 改訂版 http://www.recorder.jp/announce/0910.htm ■グレートクラシックス RG-091  ヴェラチーニ ソナタ 第7番 ハ短調 http://www.recorder.jp/classic/cv207.htm ■グレートクラシックス RG-092  ガリアルド ソナタ 第3番 ホ短調 http://www.recorder.jp/classic/cg103.htm ■リコーダー音楽叢書 SR-034  ヴェラチーニ ソナタ集 第2巻 http://www.recorder.jp/classic/sr/sr034.htm ■フルート音楽叢書 SF-016  シェドヴィル ソナタ「忠実な羊飼い」第2番 ハ長調 http://www.recorder.jp/flute/sf016.htm ■ヴァイオリン音楽叢書 SV-011  W. A. モーツァルト ヴァイオリンソナタ ト長調 KV379 http://www.recorder.jp/violin/sv011.htm ■室内楽叢書 SC-001  シューベルト アルペジョーネソナタ(ヴィオラ用) http://www.recorder.jp/sc/sc001.htm  テレマンのヘ短調ソナタとルイエのヘ長調(作品1-4)は、例によって 「叢書」版をふまえた改訂版です。収録した伴奏バラエティーの充実が最 大の特徴です。  ヴェラチーニの第7番ソナタは、演奏が少々むずかしいところもありま すが、6番に続き妖しい魅力を持つ傑作です。RJPは天才・ヴェラチーニを 声を大にして推奨します。  対してガリアルドの3番ソナタは、やさしく演奏できる佳品です。若い 人に通奏低音実施をやってみてもらったところ、なかなか個性的な実施を してくれました。フレッシュな感覚が楽しめます。  リコーダー音楽叢書はヴェラチーニの第2巻で、「アウグスト・ソナタ」 の4番から6番までを収録しています。どれもおもしろい曲ですが、わけ ても「第6番」の悪魔的な魅力はぜひ堪能してみていただきたいと思って います。  ほかに「フルート叢書」で「忠実な羊飼い」の第2番、「ヴァイオリン 叢書」でモーツァルトのKV379ソナタ、新シリーズ「室内楽叢書」で、ア ルペジョーネソナタのヴィオラ用がリリースになりました。 …………………………………………………………………………………… ★2 2009年7月の発刊予定★ ……………………………………………………………………………………  7月も8タイトルを予定しています。  まず、「クラシックBest」で「グレートクラシックス」では、バッハの ソナタ・BWV1015が出ます。これはヴァイオリンソナタからの編曲です。 「グレートクラシックス」では初登場アルビノーニのソナタ・作品6-6、 ルイエのRJP35作目で作品3完結リーチとなる作品3-11、そして「忠実な 羊飼い」の第4番がリリースとなります。「羊飼い」もこれで完結にリー チです。  リコーダー音楽叢書ではサンマルティーニの第1巻で、トリオソナタ集 からやさしい第1番・第2番を収録します。  他には「フルート音楽叢書」で、モーツァルトのソナタ・ト長調(KV379)、 ヴァイオリン音楽叢書でヴェラチーニの第5番と、ヴァイオリンでは初登 場となるヘンデルのヴァイオリンソナタ、作品1-3が登場します。 …………………………………………………………………………………… ★3 「室内楽叢書」シリーズについて★ ……………………………………………………………………………………  シューベルト「アルペジョーネソナタ・ヴィオラ用」でデビューとなっ た「室内楽叢書」シリーズは、いろいろな楽器編成の室内楽曲について、 できるだけ便利なマイナスワンのCDをつけて出版していこうというもの です。  使用楽器は弦楽器・管楽器を問わず、クラシック用楽器全般を対象と します。ただし、需要があまりにも少ないので、バロックピッチ楽器(た とえばバロックオーボエ)についてはほぼ対象外となります。  すこし似た趣旨のものとして、いろいろな編成の曲についてリコーダー 用マイナスワンCDが付属する「アラカルト」のシリーズがあります。「室 内楽叢書」と「アラカルト」は、いわゆる「カブる」部分がありますので、 少々改変を加えた上で共通レパートリーを収録する場合が出てくると思い ます。たとえばテレマンのトリオソナタを制作した場合、リコーダー用の マイナスワンはアラカルトに収録し、室内楽叢書版は「ヴァイオリン用の マイナスワン」「リコーダー用のマイナスワン」を両方収録したものとす る、などが考えられます。ほかに「フーガの技法」について、弦楽器用の マイナスワンは室内楽叢書に、リコーダー用はアラカルトに、というよう なことです。  フルート叢書やヴァイオリン叢書に比べてリリース頻度は少なくなると 思いますが、これで「器」ができましたので、ぼつぼつと企画を具体化し て参ります。今後にご期待ください。また、みなさまからの曲目リクエス トもお待ちしております。 http://www.recorder.jp/sc/sc-series.htm …………………………………………………………………………………… ★4 森好美さんの新作がきける演奏会など★ ……………………………………………………………………………………  菊池栄子さん(フルート)、廣谷幸子さん(クラリネット)、春本佳代 さん(ピアノ)によるトリオのサロン演奏会が6月14日(日)に大阪で 行なわれます。RJPに作品をご提供くださり、ルイエの通奏低音実施でも お馴染みの作曲家・森好美さんの新作が演奏されます。 http://www.recorder.jp/events/index.htm  ほかに、EMC主催の6月の演奏会などをご紹介しています。 …………………………………………………………………………………… ★5 編集後記★ ……………………………………………………………………………………  RJP史上初の「8タイトルのリリース」を実現して青息吐息・・・では なくて、スタッフはわりに平然としています。来月も8タイトル、8月 は一度7タイトルになる予定ですが、9月もまた8タイトルで、以後、 だいたい8タイトル(うちリコーダー用は5タイトル)が基本になって いく予定です。  RJPはこれからも頑張ります。 (RJPディレクター 石田誠司) -----------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                         054号 2009.6.2. ----------------------------------------------------------------- 編集・発行 リコーダーJP http://www.recorder.jp info@recorder.jp ※このメールマガジンは、お申し込みにより配信しています。もしも間 違いやいたずらの登録により配信がなされている場合や、購読を停止 される場合は、リコーダーJPダイレクトの皆様ならば、お手数ですが、  上記 info@recorder.jp まで「メールマガジン不要」などの題でメー  ルでお知らせください。「まぐまぐ」からお申し込みいただいた皆様  は、  http://www.recorder.jp/magazine_mag2.htm  から配信停止のお手続きをお願いいたします。 ※リコーダーJPからの配信は「B.C.C.配信」です。