------------------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                       088号 2015.2.24. ------------------------------------------------------------------------ ★ごあいさつ★  こんにちは。  大阪は光が明るくなってきて、やっと春のきざしが感じられるようになって きました。みなさまお元気でお楽しみでしょうか。  いつもご愛読ありがとうございます。  RJPメールマガジン、第88号をお届けいたします。 RJP刊行物総合カタログ http://www.recorder.jp/rjpcatalogue.pdf ■目次■  <ごあいさつ>  1 カメラータ・ムジカーレ演奏会(3/29 東京)  2 土蔵 de バロック Vol.5 (4/3 大阪)  3 2015年3月の新刊  4 編集後記 …………………………………………………………………………………………… ★1 カメラータ・ムジカーレ演奏会(3/29 東京) ……………………………………………………………………………………………  神奈川で40年にもわたって活動を続けてこられた老舗の古楽アンサンブル、 「カメラータ・ムジカーレ」の演奏会です。  リコーダーが用いられた協奏曲、バッハのブランデンブルグ協奏曲第2番 の室内楽版、またヴィヴァルディーのリコーダー協奏曲もとりあげられるとの ことです。 http://www.recorder.jp/events/150329.htm ……………………………………………………………………………………………… ★2 土蔵 de バロック Vol.5 (4/3 大阪) ………………………………………………………………………………………………  大阪市内にある土蔵のなかでの演奏会。2013年に初めて行なわれ、今回が5回 目ということです。  バロックオーボエ&リコーダー奏者・赤坂放笛さんと、関西での活躍度No1の チェンバリスト・吉竹百合子さんの共演です。 http://www.recorder.jp/events/150403.htm 赤坂さん(そう楽舎)サイト http://www.geocities.jp/souraku_umami2000/ …………………………………………………………………………………………… ★3 2015年3月の新刊 ……………………………………………………………………………………………  3月は2タイトル(+1)がリリースになります。 ■コレルリ トリオソナタ 第6番 (ニ短調 作品1-6)  リコーダー2人(と通奏低音)でちょっと遊ぼうというときに、コレルリの トリオソナタぐらい手軽で、かつ極上の内容を持つ曲目は滅多にないでしょう。  今回リリースの第6番も、いつも通り、期待にたがわぬ絶妙の内容です。 伴奏CDつき。 http://www.recorder.jp/piece/2/2166.htm ■ボノンチーニ 室内嬉遊曲集 第2巻  ボノンチーニのこの曲集は、実質的にアルトリコーダーと通奏低音のための ソナタ集とみて差し支えありません。第4番〜第6番の3曲の収録です。  今回の第2巻に収録された、第6番・ハ短調は、よく演奏会やCD録音でも取 り上げられてきた人気の作品です。 http://www.recorder.jp/classic/sr/sr080.htm …………………………………………………………………………………………… ★4 編集後記 ……………………………………………………………………………………………  リコーダー音楽をめぐる状況もどんどん進化していますね。日本でも、若い すぐれた才能がチラホラと目に入ってくるようになりましたが、欧米はやはり もともとこの楽器の文化圏ですから、一歩も二歩も「先」を行っているのかな という感じがします。ただし「良くも悪くも」ですが。  アンサンブルグループの活動ぶりにも、ずいぶん深いところに入ったような 感じのものがあります。たとえば、Royal Wind Music という、アムステルダム のコンセルヴァトワール出身の若い奏者たちのグループは、「8フィート系」 とでも言えばいいのでしょうか、通常よりオクターブ低いルネサンス式リコー ダーばかり10人余で、徹底的に磨きぬいたような演奏をしているのに耳をすま さないではいられません。 http://youtu.be/Y4XIOwLBAeY  他方、バロックのほうでは、演奏スタイルの「尖鋭化」とでも言えばよいか、 なにしろ唖然とするような個性的な演奏がいろいろと聴かれるようになりまし た(特にイタリアあたりの近年の古楽グループ、古楽奏者たちの場合にそういう のが多いかなぁ)。  これは、まぁそういうのがお好きなかたもたくさんいらっしゃるのでしょう し、レッキとした専門奏者たちの演奏を、良くない意味での「唖然」扱いで名 指しにするのも差し障りがありますんで、いちいち例は挙げませんが(^_^;)  古楽演奏(特にバロック)は、いったいどこへ行くのでしょう。あれが「本 来のスタイルに接近していっていること」だとは、私は、とうてい信じられな いでいるのですが・・・。 (RJPディレクター 石田誠司) -----------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                         088号 2015.02.24. ----------------------------------------------------------------- 編集・発行 リコーダーJP http://www.recorder.jp info@recorder.jp ※このメールマガジンは、お申し込みにより配信しています。もしも間 違いやいたずらの登録により配信がなされている場合や、購読を停止 される場合は、リコーダーJPダイレクトの皆様ならば、お手数ですが、  上記 info@recorder.jp まで「メールマガジン不要」などの題でメー  ルでお知らせください。「まぐまぐ」からお申し込みいただいた皆様  は、  http://www.recorder.jp/magazine_mag2.htm  から配信停止のお手続きをお願いいたします。 ※リコーダーJPからの配信は「B.C.C.配信」です。