-----------------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                          123号 2017. 12. 23. ----------------------------------------------------------------------- ★ごあいさつ★  大阪は早くも真冬の寒さです。長くて寒い冬になりそうですね。  みなさまお元気でお過ごしでしょうか。  いつもご愛読ありがとうございます。RJPメールマガジン、第123号をお届け いたします。 RJP刊行物総合カタログ(2017年秋冬号) http://www.recorder.jp/rjpcatalogue.pdf ■目次■  <ごあいさつ>  1 ラ・ルベルティーナ 第5回演奏会 (2018/1/5 東京)[再掲]  2 アンサンブル山手バロッコ 洋館サロンでテレマン (2018/2/11 神奈川)  3 2017年12月の新刊  4 編集後記 ……………………………………………………………………………………………… ★1 ラ・ルベルティーナ 第5回演奏会 (2018/1/5 東京)[再掲] ………………………………………………………………………………………………  「国内唯一の、プロ奏者による大規模リコーダーアンサンブル」であるラ・ル ベルティーナの演奏会です。田中せい子先生はじめ、そうそうたる顔ぶれの合奏。 http://www.recorder.jp/events/180105.htm ……………………………………………………………………………………………… ★2 アンサンブル山手バロッコ 洋館サロンでテレマン (2018/2/11 神奈川) ………………………………………………………………………………………………  アナウンサー朝岡聡さん主宰の老舗アンサンブルの演奏会です。リコーダーと トラヴェルソを演奏される国枝俊太郎さんは知る人ぞ知る素晴らしい奏者です。 http://www.recorder.jp/events/180211.htm ……………………………………………………………………………………………… ★3 2018年1月の新刊 ………………………………………………………………………………………………  1月は2タイトル(+1)がリリースになります。(+1は同一内容のA5版 製品です。) ■ヴァレンタイン アルトリコーダーソナタ ヘ長調 作品5-12 http://www.recorder.jp/piece/2/2188.htm  ヴァレンタインの「作品5」全12曲がこれで完結です。作品5のソナタに多 くみられた音階的走句を中心とする装飾は、このソナタにはみられません。 小粒で演奏しやすく、作品5でも屈指の佳品だと思います。 ■松崎泰治 リコーダー四重奏曲 ニ長調 http://www.recorder.jp/sheet/f033.htm  新潟の愛好家・田辺伸五郎さんの委嘱により作曲され、今年4月に初演された ばかりの新作です。古典的な形式を踏襲しながら、松崎さんらしい洗練された感 覚の、わかりやすい作品で、演奏の困難もそれほどありませんから、広くお勧め いたします。 ……………………………………………………………………………………………… ★4 編集後記 ………………………………………………………………………………………………  私は「バロックピッチのアルトリコーダー」は特別だと思っています。  リコーダー(に限らないでしょうが)は、管長によって音色が違います。ソプ ラノリコーダーにもアルトリコーダー(モダンピッチ)にも、またボイスフルー ト(D管のテナー)や、テナーリコーダーやバスリコーダーにもそれぞれの個性 と良さがありますが、どうも「415アルト」だけは別格の魅力があるように思うの です。  イタリア語で flauto dolce 、すなわち「甘いリコーダー」と呼ばれたのが、 この「バロックピッチアルト」でした。つややかで甘美な音色は、この楽器だけ のもので、モダンピッチ・アルトからも、またボイスフルートやテナーからも聴 くことができません。  先日、フェイスブックで「ボイスフルートの音はそれほど好きじゃない」よう なことを書いたところ、ちょうどその数日前に演奏会にお邪魔させていただいた 本村睦幸先生が、それをご覧になって、「僕のボイスフルートの音を良いと思っ てもらえなくて残念」とコメントしてくださったので、大恐縮しました。  実を言うと、その私の発言のキッカケになったのが本村先生の演奏会だったの は事実だったのですが、問題は本村先生にあるのではありません。むしろ話は逆 で、私とすれば、「あの本村先生が演奏なさってすら、やはりボイスフルートか らはバロックピッチアルトのような音は聞かれない」ということを確認した機会 だったのです。  ですから、全音さんにはぜひ「新ブレッサン」の「バロックピッチ用替え管」 のリリースを実現していただきたいと思っているのですが、東京の製品発表会で は話に出ていたという「バロックピッチ用替え管」について、大阪で先日行なわ れた製品発表会では、残念ながら全く言及がありませんでした。おそらく社内で 慎重論が強くなっているのではないでしょうか。  RJPでは、もし全音さんが「バロックピッチ用替え管」をリリースされるなら、 弊社刊行物のバロックピッチ用ディスクの関連で、応援キャンペーンを行なうこ とを考えたいと思っています。たとえば「リコーダー音楽叢書」用のバロックピッ チ用CD(現状は有償サポート品で2枚組1260円)を実費提供とか、製品との同 時ご注文ならば無償提供とか・・・  まぁ大した助けにもならないでしょうが、「バロックピッチのアルトリコーダ ー」の普及のキッカケになれば、という思いです。それほどに「バロックピッチ のアルト」には魅力があり、全音さんの「バロックピッチ替え管」は革命的な意 義を持つ可能性がありますから、何とかリコーダーファンの声と行動で、全音さ んの背中を押していただきたいと思います。 (RJPディレクター 石田誠司) ------------------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                             123号 2017. 12. 23. ------------------------------------------------------------------------ 編集・発行 リコーダーJP http://www.recorder.jp info@recorder.jp ※このメールマガジンは、お申し込みにより配信しています。もしも間 違いやいたずらの登録により配信がなされている場合や、購読を停止 される場合は、リコーダーJPダイレクトの皆様ならば、お手数ですが、  上記 info@recorder.jp まで「メールマガジン不要」などの題でメー  ルでお知らせください。「まぐまぐ」からお申し込みいただいた皆様  は、  http://www.recorder.jp/magazine_mag2.htm  から配信停止のお手続きをお願いいたします。 ※リコーダーJPからの配信は「B.C.C.配信」です。