-----------------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                          124号 2018. 1. 23. ----------------------------------------------------------------------- ★ごあいさつ★    新年最初のメールマガジンです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。  北国だけでなく首都圏までが大雪に見舞われてたいへんだったのですね。 大阪でも、それなりに寒いなと思っております (^_^;  みなさまお元気でお過ごしでしょうか。  いつもご愛読ありがとうございます。RJPメールマガジン、第124号をお届け いたします。 RJP刊行物総合カタログ(2017年秋冬号) http://www.recorder.jp/rjpcatalogue.pdf ■目次■  <ごあいさつ>  1 濱田貴志・吉嶺史晴 新春トークコンサート (2018/1/31 鹿児島)  2 アンサンブル山手バロッコ(テレマン) (2018/2/11 神奈川) [再掲]  3 リコーダーの選び方レクチャー&コンサート (2018/2/11 東京)  4 本村睦幸 ヴェネツィアのリコーダーソナタ (2018/2/12 東京)  5 春を奏でるロコマコンサート[長井 舞] (2018/2/16 大阪)  6 歴史的建造物と古楽器アンサンブル (2018/2/18 栃木)  7 祝!30回 コンサート [太田光子 平井み帆] (2018/2/25 東京)  8 神に捧げるデュオ [ケース・ブッケ 辺保陽一] (2018/3/20 東京 ほか)  9 2018年2月の新刊 10 編集後記 ……………………………………………………………………………………………… ★1 濱田貴志・吉嶺史晴 新春トークコンサート (2018/1/31 鹿児島) ………………………………………………………………………………………………  鹿児島在住の名演奏家2名による小さなコンサート。ギターの濱田さんとリコ ーダーの吉嶺先生(元フランダーズカルテット メンバー)は、昨秋も共演され ました。吉嶺先生のヴィオラ・ダ・ガンバも聴けるとのことです。 http://www.recorder.jp/events/180131.htm ……………………………………………………………………………………………… ★2 アンサンブル山手バロッコ(テレマン) (2018/2/11 神奈川) [再掲] ………………………………………………………………………………………………  アナウンサー朝岡聡さん主宰の老舗アンサンブルの演奏会です。リコーダーと トラヴェルソを演奏される国枝俊太郎さんは知る人ぞ知る素晴らしい奏者です。 http://www.recorder.jp/events/180211.htm ……………………………………………………………………………………………… ★2 リコーダーの選び方レクチャー&コンサート (2018/2/11 東京) ………………………………………………………………………………………………  山野楽器銀座本店さんの企画で、高橋明日香先生と「ナカル君」こと辺保陽一 先生による、リコーダーの選び方レクチャーとコンサートです。また、「アマチュ アリコーダーアンサンブルによるミニコンサート」(2月10日(土)・11日(日・ 祝日)各11:00開演)、「リコーダー製作家山田有恒氏のメンテナンス会」(2月 11日)などの関連イヴェントもあります。 http://www.recorder.jp/events/180211-2.htm ……………………………………………………………………………………………… ★3 本村睦幸 ヴェネツィアのリコーダーソナタ (2018/2/12 東京) ………………………………………………………………………………………………  リコーダー奏者・本村睦幸先生の「小さな室内楽」シリーズの演奏会です。 「休憩なし60分のトークコンサート」で、同一プログラムで3公演行なわれます。 お茶・ワイン・おつまみなども用意されているそうです。 http://www.recorder.jp/events/180212.htm ……………………………………………………………………………………………… ★4 春を奏でるロコマコンサート[長井 舞] (2018/2/16 大阪) ………………………………………………………………………………………………  大阪の音楽教室「ラ・ロコマサロン」が主催する、講師陣のコンサートです。 大阪のリコーダー奏者・長井舞さんも出演します。長井さんは、ディヴィジョン・ フルートより「グリーンスリーブズ」ほかを演奏。 http://www.recorder.jp/events/180216.htm ……………………………………………………………………………………………… ★5 歴史的建造物と古楽器アンサンブル (2018/2/18 栃木) ………………………………………………………………………………………………  生誕333年のJ. S. バッハを中心とするバロック・コンサート。会場となる峰ヶ 丘講堂(宇都宮大学 峰キャンパス内)は大正時代に建てられた歴史的講堂で、 登録有形文化財に指定されています。 http://www.recorder.jp/events/180218.htm ……………………………………………………………………………………………… ★6 祝!30回 コンサート [太田光子 平井み帆] (2018/2/25 東京) ………………………………………………………………………………………………  ご存知、最高の評価を受け続けてきた太田光子先生と平井み帆さんの黄金コン ビの、アニーバーサル・コンサートです。得意のイタリア初期バロックを中心と するプログラム。 http://www.recorder.jp/events/180225.htm ……………………………………………………………………………………………… ★7 神に捧げるデュオ [ケース・ブッケ 辺保陽一] (2018/3/20 東京 ほか) ………………………………………………………………………………………………  オランダの巨匠ケース・ブッケ氏と、弟子のリコーダー奏者・辺保陽一氏の 師弟によるデュオ・コンサートのツアーです。つくば(3月20日)、東京(3月24 日に2公演、大阪(3月31日に2公演)で、計5公演。 http://www.recorder.jp/events/180320.htm ……………………………………………………………………………………………… ★8 2018年2月の新刊 ………………………………………………………………………………………………  1月は2タイトル(+1)がリリースになります。(+1は同一内容のA5版 製品です。) ■積志リコーダーカルテット編曲集 第15集 http://www.recorder.jp/sheet/f034.htm  演奏のすばらしさもさることながら、すぐれた編曲でも人気の高い老舗カル テットの編曲集シリーズの、第15集です。本書を最後に、いったん完結になり ます。 ■J. B. ルイエ アルトリコーダーデュオソナタ 第2番 http://www.recorder.jp/piece/3/3060.htm  ルイエの二重奏ソナタ、シリーズ第2弾。原曲は、作品1-3のト長調のソナタ です。演奏はPapalinこと武藤哲哉さんにお願いしました。同時発売のA5版製品 もあります。 ……………………………………………………………………………………………… ★9 編集後記 ………………………………………………………………………………………………  ヴァレンタインのソナタ作品5のシリーズが完結しましたので、レオナルド・ レオのソナタに着手しました。今のところ、6月の新刊としての発表を予定して います。  ほかに、 ・ボワモルティエの無伴奏二重奏組曲シリーズ ・ルイエの無伴奏二重奏ソナタのシリーズ ・テレマンの装飾範例つきソナタのシリーズ ・シックハルトの作品30(すべての調による24のソナタ)のシリーズ ・コレルリのトリオソナタのシリーズ ・マンチーニのソナタのシリーズ などが進行中です。テレマンはあと1曲、シックハルトもあと3曲です。  レオナルド・レオはナポリの作曲家で、1694年生まれ。ちょうどミラノのサン マルティーニ兄弟の間に入る年代です。後期バロックの代表的な作曲家バッハや ヴィヴァルディーらよりも10歳ばかり年下なだけなのですが、やはりこの世代だ なーという感じ。このころの音楽のスタイルの変化はとても速いように私は感じ ます。  レオの作品は多数のオペラ、カンタータ、オラトリオなどが中心ですが、器楽 曲も相当数書いており、何曲かのチェロ協奏曲などは今でもかなりよく演奏され ています。そうしたなか、リコーダーソナタは、今世紀になってから知られるよ うになった「ハラッハ写本」と呼ばれる手書きの写本のなかに、7曲がみつかっ ています。そして、専門奏者やコアなファンの間で、高く評価する声がしだいに 高まってきています。  リコーダーには、本当はもっともっとたくさんの面白い曲があったのです。 19世紀の間にどれほどたくさんの曲が失われてしまったか、まことに惜しいこ とですが、このように、少しずつは発掘も進んでいくでしょう。身近な場所で身 近な人とともに楽しむ音楽としてのリコーダー音楽の古典として、これからも力 及ぶ限り紹介に努める所存です。  本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 (RJPディレクター 石田誠司) ------------------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                             124号 2018. 1. 23. ------------------------------------------------------------------------ 編集・発行 リコーダーJP http://www.recorder.jp info@recorder.jp ※このメールマガジンは、お申し込みにより配信しています。もしも間 違いやいたずらの登録により配信がなされている場合や、購読を停止 される場合は、リコーダーJPダイレクトの皆様ならば、お手数ですが、  上記 info@recorder.jp まで「メールマガジン不要」などの題でメー  ルでお知らせください。「まぐまぐ」からお申し込みいただいた皆様  は、  http://www.recorder.jp/magazine_mag2.htm  から配信停止のお手続きをお願いいたします。 ※リコーダーJPからの配信は「B.C.C.配信」です。