-----------------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                          139号 2019. 4. 28. ----------------------------------------------------------------------- ★ごあいさつ★    「東京には空がない」と千恵子さんはおっしゃったようですが、「大阪に は春がない」と私は思っております。すなわち、冬でなければもう夏・・(^_^;  お元気でお過ごしでしょうか。  いつもご愛読ありがとうございます。RJPメールマガジン、第139号をお届 けいたします。 RJP刊行物総合カタログ(2019年春夏号) https://www.recorder.jp/rjpcatalogue.htm ■目次■  <ごあいさつ>  1 ルーシー・ホルシュ演奏会 千葉公演 5/2 千葉 埼玉公演 5/6  2 プチ・フール 初夏のサロンコンサート [財前奈緒子] 5/12 大阪 [再掲]  3 モーツァルト室内管楽団 [木戸麻衣子、財前奈緒子] 5/18 大阪 [再掲]  4 リコーダーとリュートの夕べ [吉澤実] 5/22 神奈川  5 700年の時空を行き交う古楽器の演奏会 [吉嶺史晴] 5/24 鹿児島 [再掲]  6 プネウマ・リコーダー・コンソート定期演奏会 5/25 大阪  7 六甲ヒルズ室内オーケストラ定期演奏会 [深田智英] 6/1 兵庫  8 デル・ソーレ東京 6/2 東京、 デル・ソーレ大阪 6/15 大阪  9 2019年5月の新刊 10 編集後記 ……………………………………………………………………………………………… ★ 1 ルーシー・ホルシュ演奏会 千葉公演 5/2 千葉 埼玉公演 5/6 ………………………………………………………………………………………………  幼い少女時代から注目されていた天才リコーダー奏者、ルーシー・ホルシュが 19歳になっての来日公演です。 https://www.recorder.jp/events/190502.htm https://www.recorder.jp/events/190506.htm ……………………………………………………………………………………………… ★2 プチ・フール 初夏のサロンコンサート [財前奈緒子] 5/12 大阪 [再掲] ………………………………………………………………………………………………  注目されつつある、コレルリ合奏協奏曲によるトリオ・ソナタ(シックハル ト)など意欲的なプログラムです。 https://www.recorder.jp/events/190512.htm ……………………………………………………………………………………………… ★3 モーツァルト室内管楽団 [木戸麻衣子、財前奈緒子] 5/18 大阪 [再掲] ………………………………………………………………………………………………  アルトリコーダー2本が大活躍の「ブランデンブルグ協奏曲第4番」が演奏 されます。ほかにヘンデルのオルガン協奏曲、合奏協奏曲など。 https://www.recorder.jp/events/190518.htm ……………………………………………………………………………………………… ★4 リコーダーとリュートの夕べ [吉澤実] 5/22 神奈川 ………………………………………………………………………………………………  ご存知・吉澤実先生とリュートの永田平八さんのライブです。吉澤先生の お得意の演目を楽しみながらビーフシチューとフリードリンク。 https://www.recorder.jp/events/190522.htm ……………………………………………………………………………………………… ★5 700年の時空を行き交う古楽器の演奏会 [吉嶺史晴] 5/24 鹿児島 [再掲] ………………………………………………………………………………………………  「フランダーズ」でも演奏されていた吉嶺先生の演奏会。14世紀イタリアの 作品からバロック、吉嶺先生自作のソナタまで幅広い内容のプログラム。 https://www.recorder.jp/events/190524.htm ……………………………………………………………………………………………… ★6 プネウマ・リコーダー・コンソート定期演奏会 5/25 大阪 ………………………………………………………………………………………………  福永吉宏氏の指導で永年活動されてきた団体です。ルネサンス・バロックを 中心とする曲目のほか、ゼーレン・ジークも演奏されます。 https://www.recorder.jp/events/190525.htm ……………………………………………………………………………………………… ★7 六甲ヒルズ室内オーケストラ定期演奏会 [深田智英] 6/1 兵庫 ………………………………………………………………………………………………  サンマルティーニのソプラノリコーダー協奏曲をはじめ、バロックの名作協 奏曲をずらりと並べたプログラムです。 https://www.recorder.jp/events/190601.htm ……………………………………………………………………………………………… ★8 デル・ソーレ東京 6/2 東京、 デル・ソーレ大阪 6/15 大阪 ………………………………………………………………………………………………  リコーダー演奏家・向江昭雅先生が率いるリコーダーオーケストラ「デル・ ソーレ」の演奏会。バロックの管弦楽曲の編曲演奏が中心です。 https://www.recorder.jp/events/190602.htm https://www.recorder.jp/events/190615.htm ……………………………………………………………………………………………… ★9 2019年4月の新刊 ………………………………………………………………………………………………  5月は6タイトル(+4)がリリースになります。(+4は同一内容のA5版 製品です。) ■ペープシュ ソナタ 第8番 ニ短調 https://www.recorder.jp/piece/2/2204.htm 「第2ソナタ集」の第2番です。4つの性格の異なる楽章から成ります。 集中でも随一の傑作かも知れません。 ■ヴァレンタイン ソナタ ヘ長調 作品2-1 https://www.recorder.jp/piece/2/2205.htm ヴァレンタイン「作品2」のリリースが始まりました。通奏低音実施は石村睦 (きゃっつ)さん。 ■シックハルト ソナタ ニ短調 作品17-2 https://www.recorder.jp/piece/2/2206.htm 現存するリコーダー用作品数が最多(たぶん)の作曲家、シックハルトの、 最も充実していた壮年期の傑作・作品17のソナタ集の第2弾です。     ■フィンガー デュオソナタ ハ短調 作品2-2   https://www.recorder.jp/piece/3/3072.htm   やさしく演奏でき、古雅なおもむきを味わえる佳品です。演奏・楽譜監修は 武藤哲也さんです。     ■リコーダー音楽叢書 シックハルト ソナタ集 第8巻   https://www.recorder.jp/classic/sr/sr104.htm   シックハルト畢生の大作「すべての調による24のソナタ」作品30より、最後の 3曲(変ロ短調、ロ長調、ロ短調)を収録しました。 ■バッハ フルートソナタ イ長調 BWV1032 https://www.recorder.jp/flute/sf044.htm ずっと後回しにしてきたバッハの「欠落あり」のフルートソナタです。欠落部 分は新バッハ全集の補筆を採用しました。リコーダー用は秋ごろ発売予定。 ……………………………………………………………………………………………… ★10 編集後記 ………………………………………………………………………………………………  先日、高校の同窓会総会がありまして、学年別の懇親会(幹事学年なので150 名ほども参加)ではピアニスト・吉田はるみさん(3年時のクラスメート)の 伴奏で「ジブリ」を3曲演奏してきました。    そのあと行われた2次会では、3年生時のクラスメートたちがひとつテーブル に集まった席で「各自ひとこと」ということになり、「定年退職して再雇用さ れた」などと話す級友が多いなか、私は「あと10年、全力疾走するつもり」と 話しました。    きいてくれていた級友のひとりは「やっぱり好きなことやってる奴は言うこ とが違うなー」と、なかば感心・なかばあきれたようにつぶやいていました。       *     *     *     *     *     *      というわけで、盟友・高橋とともに「10年間でバロックソナタ網羅(ただし フランスものの大半を除く (^_^;)」に向かって全力疾走中のイシダです。    5月の新刊で、「新譜4曲」を達成しました。  いや、「達成」と言ってもまだ途中経過でして、 ★「通奏低音もの4曲+無伴奏二重奏等を1曲(つまり新譜5曲)」 という、当初(昨年9月に)思い描いていたMAXの発刊ペースに持って行けそう なのは、本年8月の新刊からです。「遅くとも2021年にはそのペースに持って 行きたい」と思っていましたから、まずは「スタートダッシュは上々」と言っ ていいのかなと思っています(自画自賛)。    なにしろ、RJPは、2013年末から運営を開始した「Web講座」のコンテンツ制 作に8割がたの力を割いてきた結果、2014年から2018年春にかけての4年余の 間、ほぼ「音源つきの新譜は月1曲」のペースにまで発刊ペースを落としてい ました。いわば、新譜制作に関しては、「極限の低空飛行」だったのです。    それを、まずは2018年度から「2曲」に回復していたのですが、この「月2 曲の音源つき新譜」というのが、イシダ・高橋(と校正ボランティアのサポー ターさんたち)の体制による業務の回し方としては、まぁ無理のない穏当なと ころだったと思います。    言い換えれば、「月5曲(通奏低音ものは4曲)」にまでブーストするのは、 もちろん、「従来の体制のままではとうてい無理」でした。    そこで、   (1)通奏低音もののうち、半数ぐらいの実施を協力作曲家さんに委嘱  (2)無伴奏二重奏もの制作(演奏録音等を含め)を協力演奏家さんに委嘱  (3)出社スタッフの増員(当面は主として有償ボランティアさんたち)   という体制に移行してきました。     ただ、それでいったい収支が継続可能な範囲に収まるのか、またコッチの心 身が持つのか等については、未知数な部分もあります。    RJPの「バロック作品網羅プロジェクト」の今後は、何よりも、「どれほど 必要としていただけるか」に、大きく左右されることでしょう。     (RJPディレクター 石田誠司)     ------------------------------------------------------------------------  リコーダーJP メールマガジン                             139号 2019. 4. 28. ------------------------------------------------------------------------ 編集・発行 リコーダーJP   https://www.recorder.jp   info@recorder.jp   ※このメールマガジンは、お申し込みにより配信しています。もしも間 違いやいたずらの登録により配信がなされている場合や、購読を停止 される場合は、リコーダーJPダイレクトの皆様ならば、お手数ですが、  上記info@recorder.jp まで「メールマガジン不要」などの題でメー  ルでお知らせください。「まぐまぐ」からお申し込みいただいた皆様   は、  https://www.recorder.jp/magazine_mag2.htm    から配信停止のお手続きをお願いいたします。   ※リコーダーJPからの配信は「B.C.C.配信」です。