リコーダーJP テレマン作品


装飾範例つきソナタ 第2番


★この曲を収録したCDつき楽譜★

RB-031 リコーダー用  900円+税
1031 リコーダー用  1500円+税

SR-064 リコーダー用 3800円+税


★解題★

 『装飾範例つきソナタ集』は、緩徐楽章について、作曲者自身が装飾のお手本を示して、アマチュアの学習の便に供しようというコンセプトのソナタ集です。第1番〜第6番が「ヴァイオリンまたは横吹きフルート用」(1728年)、第7番〜第12番が「横吹きフルートまたはヴァイオリン用」(1732年)として、いずれもハンブルグで出版されました。
 そういうわけで、残念ながらアルトリコーダー用の版は伝わっていません。しかし、使われている音域をみると、最高音がかなり低めに押さえられており、3度ほど高く移調してアルトリコーダーに転用することをきっと視野に入れていたろうと推測できます。いずれにせよ、いつもアマチュア愛好家の必要に応えようとしていたテレマンならではのアイデアが形になった、すばらしい作品集です。


★解説★

 4つの楽章から成っています。原調はイ長調で、RJPのアルトリコーダー版は3度上げてハ長調になっています。

 第1楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子です。4つの楽章のうち、この楽章だけに「装飾のお手本」が示されています。のびやかで親しみやすく、「装飾なし」のままでもかなりキメ細かく歌っていくように、面白く書かれています。

 第2楽章はヴィヴァーチェ(生き生きと)、8分の6拍子です。全体に分散和音による跳躍進行が多く、たいへんよい練習になります。しかも音楽的にも非常にすぐれており、比較的平明な語彙を用いているにもかかわらず、耳を惹きつけて離さない内容の豊かさを感じさせるのは、さすがというしかありません。

 第3楽章はコルテゼメンテ(丁寧に)、4分の2拍子です。これは少し軽い、間奏曲ふうの楽章で、技術的にも特に難しいところのない、取り組みやすい曲です。

 第4楽章は再びヴィヴァーチェで、4分の3拍子です。リズミックな魅力にあふれた力強いテーマで始まり、活発な16分音符の音型も爽快に活躍します。技術的には最も難しい楽章ですが、気長に練習していっても飽きが来ないだけのすぐれた内容を持っています。


※ 演奏例がお聴きいただけます

■リコーダーによる演奏
第1楽章(B2)
第1楽章・テレマンによる装飾例(C1)
第2楽章(C1)
第3楽章(B2)
第4楽章(C2)
※カッコ内の表記は指回り難度です
※リコーダー演奏: 中村栄宏さん  チェンバロ(電子楽器)演奏: 石田誠司


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