リコーダーJP バロン作品


ソナタ(コンチェルト) ニ短調


全曲ノーカットで試聴できます
(YouTubeのリコーダーJP応援チャンネル「リコーダーの底力」)

★この曲を収録したCDつき楽譜★
ダウンロード製品 620円(税込)



★解題★

 
 近年発見された「ハラッハ・コレクション」の中に含まれていたアルトリコーダーとリュートのためのソナタです。リュートのパートはタブラチュア譜で書かれています。


★解説★

 第1楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子です。打ち沈んだ調子のテーマで始まり、哀切ななかにも、やさしく慰撫するように語りかけてくるような趣があります。自由に奏される(のでしょう)短いフリギア終止のエピローグによって第2楽章を呼びます。

 第2楽章はアレグロ(快活に)、4分の3拍子です。リュートが奏するテーマをリコーダーが模倣して始まります。リュートが刻む2連符とリコーダーの三連符が絡むエピソードが耳に残ります。

 第3楽章は8分の6拍子のシチリアーノです。美しいテーマを扱って歌い告ぐ、魅惑的な小品です。

 第4楽章は8分の6拍子のジーグ。16分音符の動きをたくさん含んでいますので、そう速いテンポのジーグではないでしょう。なんとも切実な訴えかけを持つ音楽が胸に迫ります。



※演奏例がお聴きいただけます
■リコーダーによる演奏
第1楽章(B−2)
第2楽章(C−1)
第3楽章(B−2)
第4楽章(C−1)
 ※カッコ内は指回り難度です。
 ※リコーダー演奏: 石田誠司  リュート(電子楽器)演奏: 石田誠司



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