ソナタ 第1番 ニ短調
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(YoutubeのRJP応援チャンネル「リコーダーの底力」)
★この曲を収録したCDつき楽譜★
リコーダー用: RG-123 900円+税(絶版)
リコーダー用: 2123 1800円+税
リコーダー用: SR-091 3800円+税
ダウンロード製品 620円(税込)
★解題★
マンチーニの「リコーダー(またはヴァイオリン)と通奏低音のための12のソナタ」は1724年にロンドンで出版されました。スカルラッティの下で働きながらも作曲家としてもっとも充実した時期に書かれた作品とあって、まんまんたる意欲がみなぎり、内容的に充実した、すばらしい作品集となっています。
リコーダーのための多数のバロックソナタの中にあっても、激しい転調を駆使して濃厚な情緒をかもし変幻自在の表情を見せるマンチーニのソナタは、欠かすことのできない大切なものだといえるでしょう。
★解説★
4つの楽章から成ります。
第1楽章はアモローソ(愛情深く)、4分の4拍子です。なだらかに歌い始めて音楽が進むうち、細かな音符による新しいモチーフが導入され、何度かの印象的な転調を挟んで、やがて半終止して第2楽章に続きます。
第2楽章はアレグロ(快活に)、4分の4拍子です。トリル音二つとリズミックなモチーフから成る主題をフーガふうに導入して始まり、後半では主題を独奏楽器と低音が1拍ちがいで重ねて奏する面白い音楽になります。
第3楽章はラルゴ(広々と)、4分の3拍子で、ト短調に転じます。付点のリズムを基調に、なだらかな旋律を扱っていきます。終わり近く(47小節)でドッペルドミナント和音で突然立ち止まるのが印象的です。
第4楽章は再びアレグロ、8分の3拍子です。踊るようなテーマは5小節というちょっと変則的な構造をしています。タイで次の小節に続くシンコペーションのリズムを効果的に用いながら、16分音符を中心にかろやかに進んでいき、最後は突如8分音符の音楽になってしめくくります。
※ 演奏例がお聴きいただけます
第1楽章(B−3)
第2楽章(C−1)
第3楽章(B−2)
第4楽章(C−1)
※カッコ内は指回り難度です。
※リコーダー演奏: 石田誠司 チェンバロ(電子楽器)演奏: 石田誠司
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