コレルリの合奏協奏曲による
トリオソナタ 第11番 ヘ長調
(試聴用動画準備中)
Youtube のRJP応援チャンネル「リコーダーの底力」より
全曲の演奏(ノーカット)の試聴ができます。
★この曲を収録した伴奏音源つき楽譜★
ダウンロード製品 1860円(税込)
★解題★
「12の合奏協奏曲集 作品6」は、大作曲家コレルリ晩年の最高傑作です。これを、バロック時代のリコーダー音楽の大作曲家・シックハルトが、アルトリコーダー2本と通奏低音のためのトリオソナタに編曲したのが、「コレルリの合奏協奏曲による12のトリオソナタ」です。まさに、作曲者・編曲者ともに最高の人を得た、名品と言えるでしょう。
★解説★
第11番のソナタは、第1楽章と第2楽章は合奏協奏曲第6番(ヘ長調)の、それぞれ第1・第2楽章を原曲としており、第3楽章だけを合奏協奏曲第7番(ニ長調)の第4楽章に原曲を求めています。
第1楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の3拍子です。同音連打を多くふくむ落ち着いた風情の気品ある曲で、美しい和声を味わいながら演奏できます。
第2楽章はアレグロ(快活に)、4分の4拍子で、16分音符の速い動きを中心に進む、爽快感あふれる快速楽章です。第1リコーダーに多くの音が任されることになっていますので、いくぶん技量に差がある二人で演奏する場合も採用しやすいでしょう。
第3楽章は8分の3拍子で、ヴィヴァーチェ(生き生きと)と指定されています。速い動きで分散和音音型を演奏する箇所がところどころにありますので、間違いなく演奏できるようになるにはいくらか練習が必要な場合が多いでしょう。かろやかに曲をしめくくる魅惑的な終曲です。
★試聴ファイル★
リコーダー: Duo Affettuoso (長谷川圭子・長谷川智彦)
通奏低音(電子楽器): 石田誠司
※カッコ内の表示は「指回り難度」です。
第1楽章(B1))
第2楽章(C1)
第3楽章 (C1)
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