森好美作曲 幻想曲ふうソナタ
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★この曲を収録したCDつき楽譜★
2052 リコーダー用 1800円+税
SR-170 リコーダー用 3800円+税
ダウンロード製品 620円(税込)
RG-052 リコーダー用 900円+税(絶版)
★解題★
「幻想曲ふうソナタ」と題された本作品は、森好美さんの初めての「リコーダーのための本格独奏曲」です。リコーダーJPの委嘱により、2006年9月に作曲されました。
★解説★
第1楽章はアンダンテ・コン・モート(落ちついた速さで、動きをもって)8分の9拍子の叙情的なテーマで始まり、アレグロ(快速に、生き生きと)8分の6拍子の部分・アレグレット(やや快速に、やや生き生きと)の部分を挟みながら構成されていて、一種のカプリッチョふうの音楽といえばいいでしょうか。作品全体を貫くたのしい幻想性が、ここでもよく現れています。
第2楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の3拍子。静謐にしてきよらかな主題で始まり、動きを増した中間部を挟んで、また最初のテーマに戻りますが、こんどはチェンバロがおもにテーマを扱う形が取り入れられます。気品のあるすぐれた緩徐楽章。
第3楽章はアレグロで、8分の6拍子。伝統的なジークの音楽も踏まえていますが、音楽の内容は軽妙で可憐な、全く独自のものです。全体はロンドふうに構成されていて、A-B-A-C-Aのような形とみられ、Cにあたる部分では現代作家ならではの音使いも登場します。
※演奏例がお聴きいただけます
■リコーダーによる演奏
第1楽章(C−1)
第2楽章(B−2)
第3楽章(C−1)
※カッコ内は指回り難度です。
※リコーダー演奏:石田誠司 チェンバロ(電子楽器)演奏: 石田誠司
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