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テレマン デュオソナタ 第3番 ハ長調

★この曲を収録したCDつき楽譜★

RL-019 リコーダー用 900円+税
SR-070 リコーダー用 2800円+税



■6つのデュオソナタ■

 テレマンは2本の旋律楽器のためのソナタを何セットが書きました。この「6つのソナタ」はその中でも最初期に属するもので、もとはフラウト・トラベルトかヴァイオリンのための曲として1727年にハンブルグで出版されました。リコーダー用としては、3度高い調で演奏されます。全集番号ではTWV40:101〜106の番号がついています。

 ただ、この曲集には複雑な事情があり、のちに何度か出版されるたびに、曲集内での曲順が違っていったようです。その関係でリコーダー用に出版されてよく用いられているショット社版やハインリヒ社版では全集版の番号と大きく違っています。このためオリジナルの番号に従うと、リコーダーファンの皆様にとっては「思っていた曲と違う」ということになる可能性が大きいと考え、RJP版もショット版などの番号を踏襲しました。

 ともあれ曲は2本の旋律楽器が織りなす音楽としてまさに極上のもので、リコーダー奏者にもフルート奏者にもたいへん愛されてきました。


■第3番について■

 個性的な4つの楽章から成り、多彩な内容を持つ傑作です。

 第1楽章はシチリアーナ、8分の12拍子です。のびやかな感じのメロディーで、しかし緻密に音楽をつむいでいきます。

 第2楽章はヴィヴァーチェ(生きいきと)、4分の6拍子です。まず第二リコーダーに主題が示されると属調で第二リコーダーが応じる開始です。途中はホモフォニックな雰囲気になるところもありますが、全体はフーガふうの楽曲として構成されています。スピード感があり、それでいて演奏しやすいすぐれた楽章です。

 第3楽章はアンダンテ(歩くように)、4分の4拍子で、イ短調に転じます。どこかさびしげな趣の主題が扱われます。

 第4楽章はアレグロ(快活に)、4分の2拍子で、142小節、しかも前半・後半とも繰り返されるという大規模な終曲です。軽く弾むようなステップ、山型に上り下りする軽やかな音階、シンコペーションを取り入れたエピソードなど、多彩な要素を次々にくり出して軽快に進みます。手抜きのない、テレマンらしい丹念につくられた佳品だといえるでしょう。


※ 演奏例がお聴きいただけます

■リコーダーによる演奏
第1楽章
第2楽章
第3楽章

第4楽章
※リコーダー演奏:Duo Affetuoso


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