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M. ビッティ

〜〜コレルリと同年だが後期バロックの人〜〜


★コレルリとほぼ同世代★

 マルティーノ・ビッティ (1660ca.-1743) は、ジェノヴァで生まれ、ヴェネツィアで勉強し、フィレンツェで働いたヴァイオリニスト・作曲家でした。宗教曲や劇場用作品のほかには主にヴァイオリン用の作品を多く書いたようです。コレルリと同世代ではありますが、長命な人で、かなり年を取ってからリコーダー作品を書いていますので、我々にとっては後期バロックの作家です。


★ビッティのアルトリコーダーソナタ★

 ビッティの貴重なリコーダー用作品集「チェンバロまたはバス・ヴァイオリンの通奏低音を伴うアルトリコーダー独奏曲集(Solos for a flute, with a th[o]rough bass for the harpsicord or bass violin)」は、8曲から成るアルトリコーダーのためのソナタ集で、ロンドンのWalshから1711年に出版されました。

 ただし、初版(誤ってトリオソナタを示すタイトルで出版され、翌年、タイトルを改めて再版されたのですが)のときは、どちらかと言えばヴァイオリン用であることが示唆されていました(リコーダーにも言及はされているのですが)。


リコーダーJPがご提供できるビッティ作品
アルトリコーダーソナタ 第1番 ハ長調
アルトリコーダーソナタ 第2番 変ロ長調
アルトリコーダーソナタ 第3番 ト長調
アルトリコーダーソナタ 第4番 ト短調 NEW!
アルトリコーダーソナタ 第5番 ハ短調 NEW!

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